「ホームページ制作を制作会社に依頼したら月額1万円掛かると言われた・・・」
こういった問い合わせが実は意外と多いです。
趣味でサイトを開設して運営してきた身からすれば、
「なんでそんなに掛かるんだ・・・」
と驚きましたが、それでも毎月数千円~数万円ホームページ制作会社に費用を払っているケースは少なくないんですよね。
本ページでは、
「ホームページのランニングコストはいくらが相場なの?」
「月額無料でホームページを作る方法はないの?]
という疑問を持っている方のために、ホームページのランニングコストについて詳しく解説します。
ホームページを運営する4つの手段
ホームページで掛かるランニングコストについて説明する前に、そもそもホームページを開設、運営するのはどういった手段があるか解説しておきましょう。
大まかには4つの手段があり、どれを選ぶかでランニングコストが大きく変わってきます。
- 無料のブログ作成サービス、メディア作成サービスを活用する
- 有料サイト作成サービスを活用する
- 自分でドメイン、サーバーを契約して自分で開設、運営する
- ホームページ制作会社に依頼する
無料のサイト作成サービスを利用する

まず一番コストが掛からず、完全に無料でホームページを作る方法は、無料のブログサービスやサイト作成サービスを利用するという手段です。
代表的なものに、
- アメブロ
- ライブドアブログ
- はてなブログ
- Ameba ownd
- note
- Facebookページ
などがあります。これ以外にも無数にあります。
これらは基本的に無料で利用できますが、以下のデメリットがあります。
- 広告が表示される(有料で消せたり、そもそも広告がないサービスもあります)
- ドメインが自社にならない(有料で独自ドメインにすることが出来るサービスもあります)
- 画像、テキストは原則サービス会社の管理下となる
- 不適切な記事などを削除される可能性がある
- デザイン、機能の自由度が低い
- 厳密には自社サイトとならないため、広告出稿などができない
これらのデメリットはありますが、完全に無料で利用できるため、とりあえず会社情報やアクセス、サービス案内をしたいくらいのレベルであれば、ほぼデメリットを感じず運営できます。
ただし「広告を出稿したい」「予約システムを導入したい」「決済機能をつけたい」などは無料サービスではできないので、後述する手段を考える必要がでてきます。
ドメインとはサイトの住所のようなもの。
よくサイト名に「◯◯.com」「◯◯.jp」「◯◯.co.jp」などの表記がありますよね。あれがドメインです。
自社のホームページを作る際、新しく自社専用のドメインを取得するパターンと、上述した無料サービスを利用するパターンがあります。
自社専用で取得するドメインを「独自ドメイン」といい、こちらは取得に費用が発生します。
無料サービスのドメインは無料で使えますが、「ameblo.jp/任意の文字列」「blog.livedoor.jp/任意の文字列」のようなドメインとなります。
有料のサイト作成サービスを活用する

次に手軽にホームページを始められる手段として、有料のサービスを利用するという方法です。
具体的には、
- はてなブログなど無料ブログサービスの有料プラン
- shopfy、カラーミーショップなどのECサイト作成ツール
- wixなどのホームページ作成ツール
- セレクトタイプなど決済機能付きサービス
などがあります。
有料のサイト作成ツールは基本的に「独自で構築すると多額の費用が掛かるから」という理由で選ばれることが多いです。
具体例を挙げると、「オンライン英会話教室の予約システムを導入したい」となった際に、一からシステムを構築すると規模が小さくとも200万~300万円程度初期費用として掛かってしまいます。
しかし上述したセレクトタイプなどのサービスを使って構築すれば、月額数百円~数千円で利用することが可能です。

また、オンラインショッピングのサイトを作りたいときも、カートから決済システムまで一から作成依頼をすると、やはり数百万円のコストが発生します。
しかしカラーミーショップやshopifyなどのサービスを利用すれば月額3,000円程度で利用が可能。10年使っても36万円程度なので、一から作成するよりは確実に費用を抑えることができます。
自分でドメイン、サーバーを契約して自分で開設、運営する
他の会社のサービスに頼らず、自分でサイトを立ち上げて運営する方法もあります。
弊社はサイト制作会社なので、自社でサイトを作成する時はもちろんこの手段をとっています。
この場合、掛かる費用は、
- ドメイン費用:年間1,500円程度(.comの場合)
- サーバー費用:月額500円~1,500円程度(サーバー会社やプランによって変わる)
のみです。
サーバーというのは、サイトのデータ(画像やテキスト、動画など)を格納し、ホームページ閲覧者がアクセスする場所のようなものです。
これはその気になれば自分のパソコンでも補うことが可能ですが、セキュリティ上問題が多いので、現実的には費用を払ってレンタルサーバー会社を契約するのが一般的です。
当サイトではエックスサーバーというレンタルサーバーを利用しています。
自分で作ってしまえば上記2つの費用しか発生しないので、年間1.5万円程度のランニングコストとなります。
ホームページ制作会社に依頼する
4つ目の手段はホームページ制作会社に完全に依頼するパターンです。
この場合、
- ドメイン費用
- サーバー費用
- 何らかのサービス費用
- 何らかの保守費用
をまとめたものが月額料金として掛かります。
保守管理費用は一般的に「格安」とされているところで月額3,000円程度、高いところでは月額数万円掛かるようです。
ここの月額料金はブラックボックスなので詳細はわかりませんが、例えば上述したshopifay(月額3,000円で利用出来るサービス)を使って構築したサイトでも、ホームページ制作会社に依頼すると、倍近いランニングコストが掛かったりすることもあるようです。
良い会社に依頼すればメリットは多いですが、そうでない会社に依頼してしまうと無駄にコストが掛かってしまう可能性があります。
ホームページ運営におけるランニングコスト一覧
ここまでホームページを運営する手段について解説してきました。
上述した通り、ホームページを運営するにあたって発生するランニングコストは無料サービスを除けば以下の通り。
- ドメイン費用:年間1,500円程度(.comの場合)
- サーバー費用:月額500円~1,500円程度
- 決済サービス、予約システムなどツールサービスの利用料
- ホームページ制作会社に支払う保守費用
実はこれ以外にも発生する費用が出てくることがあります。
わかりやすく表にまとめました。
項目 | 費用 | 説明 |
---|---|---|
ドメイン費用 | 年間1,500円程度 (.comの場合) | 独自ドメインを利用する場合は必ず発生 制作会社に依頼すると料金に含まれる可能性も。 |
サーバー費用 | 月額500円~1,500円程度 | 契約する会社によって変わる。 制作会社に依頼すると料金に含まれる可能性も。 |
サービス利用料 | 無料~月額数万円まで 契約するサービスによって変わる | 決済システム、予約システム、動画配信システムなど、 一から構築するのが難しい場合、既存のサービスを利用した方が安くなる。 |
保守、管理費 | 月額3,000円~数万円まで 契約する制作会社によって変わる | 保守、メンテナンス費用。 どこからどこまで何をしてくれるのかは会社によって変わる。 |
カード決済費用 | 決済金額の4%~5%前後 | ショッピングサイトの場合、カード決済で決済金額の4~5%程度手数料が発生。 |
宣伝、広告費 | 月額数万~ プランや手段によって変わる | リスティング広告、SNS広告他、ホットペッパーなどの掲載など、広告を出稿するとその分費用が発生。 |
メディア運営費 | プランによって変わる | SEO対策、集客などを視野に入れた場合、オウンドメディア運営費として料金が発生。 |
コンサル費用 | プランによって変わる | 集客、ウェブマーケティング全般を依頼する場合はその分月額費用が発生。 |
具体例1 オンラインショッピングサイトに掛かるランニングコスト
実際にどれくらい費用が発生するか、オンラインショッピングサイトを立ち上げた場合、一般的に以下の費用が発生します。
- ネットショップ作成サービス利用料:月額3,000円程度
- ドメイン費用:年間1,500円程度
- カード決済費用:決済金額の4%前後
shopifyなどのネットショップ作成サービスは利用料にサーバー費用が含まれているので、毎月固定費として掛かるのは、サービスの利用料のみです。
サービスの利用料は利用するネットショップ作成サービス会社やプランによって変わってきますが、小さく始める場合は月額3,000円くらいのサービスで十分です。
独自ドメインは取得しなくても利用できますが、広告の出稿ができなくなるので出来る限り独自ドメインを購入した方が良いです。
具体例2 シンプルなコーポレートサイトに掛かるランニングコスト
もう1つ事例として、当サイトのようなシンプルな会社のコーポレートサイトに掛かるランニングコストを算出してみました。
- ドメイン費用:年間1,500円程度
- サーバー費用:月間1,000円前後
- 保守、管理費:制作会社による
- 記事更新費:更新する場合必要
特にサポートなどを必要としない場合、ランニングコストとして発生するのはドメイン費用とサーバー費用のみとなります。
ただ、独自ドメインで独自サイトを運営する場合、セキュリティ上最低限の保守管理は必要となってくるので、業者に全部投げる場合は、保守管理費用がある程度発生してきます。
ここの費用はどこまで依頼するかによって変わってきますが、最低限のものであれば作業自体は非常に簡易的なので、自社で対応しても問題ありません。
つまり保守管理を自社で行えば、ドメイン費用とサーバー費用しかランニングコストは発生しないのです。
webサイトの広告費用はどれくらい?
広告費は出稿する会社がどれくらい広告費を掛けるかによって大きく変わってきます。
ネット集客の広告費用は大手企業であれば毎月数千万以上になってきますし、個人の小売店やサービス業くらいの規模であれば月3万円程度としているケースも多いです。
ただ一般的に、広告運用会社に依頼すると、最低広告出稿費10万円以上、手数料として運用費の20%が発生します。
つまり広告費10万円+運用手数料2万円、月額12万円~が一般的です。
弊社を含め、最低金額を設定していない会社もありますが、手数料や最低金額は会社によって大きく変わってくるので見積もりを取りましょう。
SEO、コンサルタント費用はどれくらい?
SEOやwebコンサルタントの費用については明確な相場というものはありません。
というのもいずれもどこからどこまでやるか、計画や方針によって大きく変わってきますし、取り組む分野によっても全く違ってきます。
例えばネット通販で収益性の高い分野であれば、SEO集客で毎月数千万~数億単位の収益が見込めることもありますし、最高値でも数十万円~100万円くらいの規模になる分野もあります。
数千万以上の収益が見込める分野であれば、それ相応の費用を掛けてSEO、webマーケティング全般に注力しても良いと思いますが、収益性の低い分野でウェブマーケティングにお金を掛けすぎると採算が取れなくなる可能性があります。
その辺りも含めて相談に乗ってくれるSEO会社やコンサルタントであれば良いのですが・・・
まとめ
ここまでホームページ運営におけるランニングコストについて解説してきました。
基本的にはランニングコストは抑えられた方が良いですが、イニシャルコスト(初期費用)が大きくなりすぎると意味がないので、ショッピング機能や予約機能メッセージ機能などをつけたい場合は月額費用を支払って既存のサービスを利用した方が良いケースが多いです。
いずれも新しく構築すると初期費用に少なくとも100万円以上掛かりますが、既存のサービスを使えば月額数百円~数千円程度で済みます。
ホームページ制作会社を選ぶ際はランニングコストの説明をしっかりしてくれる会社を選びましょう。
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