代表の吉本です!
ブログ第二弾。
本日のテーマはネットで売るための方法についてです。
インターネットでホームページを作ったり、ネットショップを開設したりするのは、だいたいが自社(または提携会社)の商品やサービスを売りたい、知ってもらいたい、利用してもらいたいなどが理由かと思います。
これらをまとめて「ウェブ集客」や「ウェブマーケティング」などと言ったりしますが、ウェブ集客について全く知らない人は、
「なんだか難しそう」
「詳しく勉強しないとわからないんじゃないか」
と感じていることが多いです。
ですが、「インターネットでものを売る方法」は以下の方程式さえ知ってさえすれば、ウェブ集客の半分を理解していると言っても過言ではありません。
CV(conversion)=imp(impression)×CTR(Click Through Rate)×CVR(ConVersion Rate)
日本語で表記すると
購入数(成約数)=ページの表示回数×クリック率×購入率(成約率)
となります。
方程式といっても小数点以下の掛け算や割り算ができれば大丈夫なレベルです(笑)
ネット販売において欠かせない鉄板方程式
大事すぎるのでもう一度。
購入数(成約数)=ページの表示回数×クリック率×購入率(成約率)
これさえ理解しておけば、後は「何をすれば良いか」がわかります。
逆にこれを理解せずにウェブ集客を行うことは絶対にできません。
ではこの式は何を表しているのでしょうか?
図で説明すると下のようなイメージとなります。

サイトの表示回数(impression)
表示回数(impression)はサイト全体のことを指したり、商品ページを指したり、詳細ページや申込みページを指したりすることもあります。
impressionは商品を売るためのページであれば、基本的に多いほうが全体的な購入数は増加します。
逆にサイトの表示回数が皆無であれば、どんな施策をおこなっても全く売れません(笑)
つまりウェブサイトはデザインよりも情報量よりも、まず閲覧されることが重要です。
クリック率(CTR)
クリック率も同様に基本的にはサイトへのリンクやサイト内部での移動でもどれでも指す用語ですが、ここでは購入する一つ前へ移動するためのリンク(ボタン)をクリックした確率としましょう。
もちろんここのクリック率も高い方が良いです。
表示回数が同じ1000でも、10人に一人がクリックする(CTR10%)と100人に一人がクリックする(CTR1%)では、購入する総数は大きく変わってきます。
ただし、煽って無理矢理クリックさせるようにすればクリック率は上がりますが、最終的な購入数は上がらない可能性も十分あります。
購入率(CVR)
最終的に購入、申込みに至った数の割合です。
購入率は、どこを分母にするかによって割合が変わってきます。
例えば、
サイトの表示回数1000、詳細ページのクリックの数が100回(CTR10%)で、最終的に購入した人が10人だった場合、
- 詳細ページからの購入率は10%(100分の10)
- サイトの表示からの購入率は1%(1000分の10)
となります。
いずれにしても購入率は高ければ高いほど全体の総数は増えますし、逆に購入率が0%の場合、どれだけそれ以外の数字を伸ばしても購入は0のままとなります。
鉄板方程式のバリエーション
購入数(成約数)=ページの表示回数×クリック率×購入率(成約率)
は鉄板の方程式ですが、どこを表示回数とするか、どこのクリック率か、購入率かなども意識する必要があります。
例えばグーグル検索からの流入であれば、
- グーグル検索での表示回数
- グーグル検索での表示からのクリック率
も意識する必要があります
サイトの表示回数が少ない場合、グーグル検索での表示回数やクリック数などを増やす必要があります。
また、申込みページに関しても、
- 商品の詳細ページ
- ショッピングカートのページ
- 配送先情報入力ページ
- 購入ボタン
という段階に分けれていることも多く、それぞれクリック率や表示回数を意識する必要が出てきます。
例えばショッピングカートから、配送先情報ページへ移動する割合が極端に低ければ、改善を検討する必要があります。
複雑に見えますが、どのような場面でも
- 表示回数(imp)
- クリック率(CTR)
- 購入率P(CVR)
- 購入数(CV)
という数値は同じなので、この4つだけ抑えておけば、ウェブ集客はほぼ理解できたと言えるでしょう。
実店舗でもだいたい同じことが言えます
今回ウェブ集客の購入、成約について解説してきましたが、この方程式は実店舗やローカルな営業でも基本的には同じです。
実店舗の場合、
店舗を知った人(imp)×入店率(クリック率のようなもの)×購入率(CVR)
で購入数が出ます。
また、営業の場合、
アプローチ数(imp)×商談率(クリック数のようなもの)×成約率(CVR)
で成約数が出ますよね。
実店舗や営業の場合、細かく数値を集計していないことが多いですが、ウェブは計測ツールを利用することで簡単にデータが集計できます。
なので改善して収益率を上げやすいんですよね。
最後に
多くのウェブサイトは作成してもほぼ閲覧されないという結果になってしまうことが多いです。
上述した通り、まず最初に表示回数が多くないと、後の施策をどれだけおこなっても成果は出ません。
弊社ではサイトのアクセス数の増加についてなど、相談を承っております。
興味がありましたらこちらからお問い合わせくださいませ。
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