ニートが正社員として就職するには?段階的に進める方法

中高年の引きこもり問題、盛り上がってますね。

何日か前にも記事にしましたが、40過ぎてニートやっているとさすがに誰かの力を借りないと厳しいと思います。

そういう支援団体に相談した方がいいかも。

フリーターの末路か。40代中年引きこもりニートの生活が心苦しい。

さすがにここまで来ると何のアドバイスのしようがないのでこうなる前に早めに手を打ちましょう。

本日の記事は20代までのニート、引きこもりを対象としています。30歳超えるとかなり厳しいですが前半ならまだなんとかなるかも・・・

ちなみに私の同級生でニートしている友人、まだニートやってると思います(最近会ってない)。今年30歳になるのでなんとか誕生日迎える前に頑張って欲しいです(心の中で応援してます。心の中だけで)。

20歳から現在まで10年間ほぼニートしている友人の話

目次

ニートからまずはバイトから始めてみる

20代でニートしている人は一刻も早くバイトや派遣から始めよう

でも書きましたが今ニートの人がいきなり正社員の求人に応募しても受かる見込みはほとんどありません。

ニートに対する世間の目線は厳しいです。

2~3ヵ月程度の無職期間なら休職中という言い訳は通用しますがそれ以上になると苦しいです。

無職期間が4ヵ月以上あると前職から引き継げるスキルがあって尚且つ需要もある業種でもない限り正社員として採用されるのは厳しいでしょう。

正規雇用(正社員)と非正規雇用(バイト、派遣等)に超えられない壁があるのと同じくらいのレベルで非正規雇用とニート(無職)の間にも高い壁があります。

バイト、パート、派遣何でもいいのでまずは仕事をすることから始めてください。

しかしニート期間が長くなってしまうとそれ(非正規雇用)さえも中々採用されなくなります。

なのでたかがバイト、されどバイトと思わず正社員の面接を受けるつもりで面接に挑んでください。

参考:バイトが受からないのは恥ずべきことではないが舐めてかかるべきではない

バイト、派遣で一生懸命働くこと

バイト、派遣等の非正規雇用で採用されたらとにかく一生懸命働きましょう。

と言っても毎日全力投球するわけでなく、普通のことをそつなくこなすだけです。

  • 毎日遅刻、欠勤をせず出勤すること
  • どうしても休みが必要な時は前もって連絡すること
  • 上司、社員の指示をしっかり聞いて与えられた仕事をちゃんとこなすこと
  • 急なシフト変更に応じること

これを守るだけで他の従業員と差をつけることが出来ます。

「この人一生懸命働いてくれる」

と管理職に思ってもらえればいきなり正社員とはいかなくても準社員や契約社員等、正規雇用に近づくことが出来ます。

特に近年は若手世代の人材不足が懸念されている一方で、一度正社員として雇うと辞めさせにくいので(採用に)慎重にならざるを得ないという葛藤を抱える会社も少なくありません。

そういった事情からバイトや派遣から正社員雇用へと昇格が可能な企業も増えてきました。

バイトで入る時点で正社員雇用もある会社を選んでおくと確実ですね。ただ、バイトから正社員にすることを強調している有名企業、例えばユニクロや吉野家、ブックオフ等では正社員になりたくてバイトしている人も多いので競争率が高いです。そういった有名企業よりも地元企業の方が楽に正社員になれると思います。

バイトと同時にスキルを磨こう

バイト探しをしている間にもし興味のある分野が見つかれば同時にその分野について勉強しておくのもいいと思います。

私はフリーター時代にIT系の仕事がしたいと思い情報技術者の勉強をしました。結果、ITパスポート止まりでしたが知識は役に立ってます。

バイト一つだけだと結構時間も出来ると思うのでその間何かしらスキルを磨くと将来必ず役に立ちます。

ITでも簿記でも英語なんでもいいですから興味のある分野を勉強してみてください。

特にIT関係はパソコン一つあれば勉強が可能なのでお金もほとんど掛かりません。

軽く参考書を手にしてみて、その仕事を本気でしたいと思えば本格的に勉強して資格取るなり経験積むなりすればいいですし飽きたら辞めればいいだけです。

いずれにしても何もしないのが一番危険というか、将来絶対困ります。

世間では正社員が安泰で、ニートやフリーターは不安定みたいな見方が当たり前のようにされていますが、正規雇用にしても非正規雇用にしても世の中で求められるスキルや経験を持ってないと同じことだと思っています。

ニートやフリーターはそういった世の中で求められるスキルを磨くチャンスがあるので、私は学校を卒業して何も考えずにそのまま就職した人よりニートやフリーター経験のある人の方が危機感があって将来性があると思っています。

ニートでも20代であればまだまだ変わるチャンスはいくらでもあるのでまずは働いてみることから、頑張りましょう。

若年層向け就職支援サービスを利用する

長らく仕事をしていない人や、学校卒業後、就労経験がない人は、

「たとえアルバイトでもいきなり仕事を始めるのは少々ハードルが高い」

と感じることもあると思います。

その場合は人材サービス会社が提供している若年層向け支援サービスを利用することをお勧めします。

若年層支援サービスとは29歳までの若者を対象に企業に正社員として雇ってもらうための短期間の研修(セミナー、実習等)のようなサービスです。

現在多くの企業で人手不足の傾向がありますが、人材を求める企業側は誰でも雇える状態にない、というある種のジレンマを抱えています。

日本の法律では一度正社員として採用してしまうと簡単に首に出来ないからです。

この労働者を守る法律は一見労働者に優しいようにも見えますが、そのせいで就労経験のない若者、専門知識のない若者が(人材不足にも関わらず)正社員として採用されるのが難しいという状況にあります。

費用等は発生しませんので、いい加減ちゃんと働かないと…と本気で考えている人はこれを機に検討してみてください。

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著者プロフィール

ニックネーム:吉本ひろうみ

記事のライティング、運営管理担当。

高知県出身。
フリーター5年、プロバイダ販売、電気通信事業者の営業を経てインターネット広告業界に参入。
副業で取り組んだ後に独立。インターネット広告を6年、現在は起業しサブスク事業などをやってます。

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