入社1年目!仕事に慣れなくて辛いと感じる若手社員に実践してほしい3つのこと

就職や転職で一番しんどい時期はやっぱり働き始めの時ですよね。

仕事内容はもちろん職場の空気も読めずなかなか上手くいきません。

私も派遣社員や正社員として様々な職場を渡り歩いてきましたどんなに転職を繰り返してもやっぱり仕事は慣れるまでが大変です。

特に社会に出て初めて働く新卒者は職務はおろか一般的な社会常識から覚える必要があり慣れてそつなくこなせるまでに時間が掛かります。

半年、1年勤めても中々慣れず、

「もう辞めたい」

とか思ってしまう人も多いんじゃないかなと思います。

実際大卒者の3年以内の離職率は35%前後を推移しています。

参考:厚生労働省調査データ(PDF)

今日はそんなあなたのために辞める前に是非実践して頂きたいことがあります。

・・・まあ辞めたかったらすぐに辞めるというのも一つの手ですがね。

目次

本気で仕事に取り組んでみる

トリック(ドラマ作品)に出てくる天才理工学部教授、上田次郎の名言に「何故ベストを尽くさないのか」という言葉があります。

私はこのドラマをほとんど観たことがないのでどういう意図で、どういうシーンでこの言葉が発せられるのかさえも知りませんがこの言葉がとても好きなんですよね。

「何故ベストを尽くさないのか」

人って日常生活で限界まで頑張ることってほとんどありません。特に普通にサラリーマンをやっている大人の中に限界まで頭使ったり身体使って働く人はほとんどいません。

世の中で働く多くの人が適度に働いてなんとなく仕事をこなしているわけです。

学生時代は部活動や球技大会、進級が掛かっているテスト等全力を出す機会が多々あります。

しかし大人になるとそういう場面がほとんどなくなってきます。

何がなんだかわからない働き始めの数日間は頭を常にフル回転させて上司や先輩に付いていこうと頑張ると思います。しかしそれも数日したら適度に働く上司や先輩に合わせて適度に働くことしかしなくります。

そうするとミスも多くなり上司やお客さんに注意されたり怒られてしまうことが増えて働くのが苦痛になってしまいます。そのままずるずる働いているといつまで経ってもしんどいままです。

「苦しい時こそ初心に返る」というアドバイスは少しベタかもしれませんが、私は苦しい、しんどいと感じた時こそ初心を思い出してベストを尽くすように努力するようにしています。

多くのサラリーマンはベストを尽くさずにダラダラと働いています。そんな中でベストを尽くしてやると目立つほどの成果が出ることは多々あります。

若いうちから出世する人はそのことを知っています。

全力で取り組めば向いていないかどうか切り分けができる

単に仕事に慣れていないだけなのか、自分に向いていないのか、1~2年程度ではまだわからないことが大半です。

しかし全力で仕事を取り組めばこれがすぐわかるようになるんですよね。

1年間誰よりも頑張って働いて、誰よりも仕事量をこなしているはずなのに全然上手くいかない。

この場合、仕事が自分に適していない可能性があります。

そういう意味でも一生懸命取り組んでみるということはとても大事です。

サボれるだけサボってみる

今度は逆に頑張らないでやってみましょうというお話です。

仕事に慣れない、しんどいと感じている人の中には頑張りすぎて空回りしてしまうというケースも多いです。

特に学生時代成績優秀の優等生タイプに多い気がします。私の職場にもそういうタイプの人がいて「しんどい」とよく愚痴をこぼしていました。もう辞めてしまいましたが。

先ほども書いた通り多くのサラリーマンは適度に手を抜いて働いています。私もその一人です笑

平日の昼間にコンビニに行けば車で寝ていたり、ジャンプを立ち読みしているサラリーマンがたくさんいます。

営業職は会社を出てしまえば周囲の目が届かないので結構さぼり放題なんですよね。

仕事ってしんどいもんです。特に今の時代はグローバル化、IT化によって競争が激しいですし良い製品を作ってもすぐに真似されてしまいます。

そんなしんどい世の中でも適度にサボるから続けられるから続けられるわけです。

前職で様々なメーカーや商社の営業マンとお話しする機会がありましたが、やはり長く勤めている人はおおらかで気さくで、大雑把な性格の人が多かったです。

ある程度手を抜けるから続くんですよね。

サボれる環境があるなら出来るだけサボってみてください。

それで怒られたも、

「あ~あ、怒られた。次から気をつけよう」

くらいに考えていればいいんですよ。

仕事だと思って割り切ってやる

3つ目は最もオススメ出来ない方法です。

正直上2つ実践しても「しんどい」、「辛い」と感じるなら私は転職を勧めます。

しかしそれでも「入社したばかりだからもう少し続けたい」、「両親、家族の問題もあるし・・・」というような辞めるという選択肢がまだない場合もあると思います。

そういう場合は、

「どうせ死ぬわけじゃないんだから」

と思って割り切って働いてください。

たとえ上司に怒られても、お客さんに怒られても、

「どうせ死ぬわけじゃないから」

「別に自分が困るわけじゃないし」

「まあ仕事だから耐えとくか」

といった感じで軽く流しましょう。

そのうち慣れます。仕事が出来なくていつも怒られてばかりなのに長く会社にいる人はだいたいこういう人です。

でもこの「慣れ」は良いことだとは思いません。

人生一度きりですから可能な限り楽しく生きましょう。

仕事だと思って割り切って働く場合はいつまで働くかを決めておいた方がいいと思います。

どのくらいで見切りをつけるか

「仕事に慣れなくてしんどい」

と家族や友人等に相談すると、

「まだ入ったばっかりだから慣れなくて当然だよ」

と言われたりすることは多いんじゃないかと思います。

実際就労期間が1ヵ月足らずだとどんな仕事でも慣れなくて当然と言えますが1年、2年くらいだと業種によりけりだと思います。

私の場合1年くらい働くとだいたいの仕事には慣れてそつなくこなせるようになりましたが業種、職種によっては3年掛かることもあると思います。

慣れの問題なのか、はたまた向いていないのか自分でも判断は難しいですよね。

私なら1年もやって慣れなかったら自分に向いていないんじゃないかと疑ってしまいます。

どのタイミングで見切りをつけるかなんですが、これはもうどうしても続けることが出来ないと感じた時点がそのタイミングだと思うといいです。

少しでも可能性を感じていて踏み留まることが出来れば慣れてくるまで頑張って続けることが出来ると思いますがそうでない場合はいつまで経ってもしんどいままです。なので必然と「辞めよう」という方向に向かうと思います。向かわない人は精神的に病んでしまったりします。

まとめ

半年~1年くらい働いてみて「仕事に慣れないなあ」と感じたらまず一生懸命頑張って仕事に取り組んでみてください。

もうすでに頑張っていてキツイと感じる場合は逆にサボってみる。

それでもしんどいなら転職をした方がいいと私は思います。難しい場合は先述した通り仕事だと思って割り切ってやりましょう。

人には向き不向きというものが必ずあります。

仕事は生活の大部分を占めるので「しんどい」と感じたら無理せず行動を起こしてみてください。

著者プロフィール

ニックネーム:吉本ひろうみ

記事のライティング、運営管理担当。

高知県出身。
フリーター5年、プロバイダ販売、電気通信事業者の営業を経てインターネット広告業界に参入。
副業で取り組んだ後に独立。インターネット広告を6年、現在は起業しサブスク事業などをやってます。

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