30代でフリーターをやっている人は今後どうするべきか

このブログは私が20代後半、正確には28歳の頃に始めました。

このブログのメインテーマでもある、

Q.「20代後半のフリーターは今後どうするか?将来どうするべきか?」

についての考え方は2年以上経つ今でも変わっておらず、

A.「基本的にはとりあえずまだまだ就職出来る20代のうちに一旦就職して、それから今後どうするべきか考えたら良い」

というのが一つの答えです。

ただ、20代を終えて30代になってしまったフリーターはよほど特殊な事例を除けばまともな会社に正社員として就職してそれなりの収入(年収500万円程度)を得ることはほぼ不可能です。もちろん仕事を選ばず、ダブルワークをすれば普通の人でも達成できなくはない数字だとは思っています。

30代のフリーターが万が一就職したとしても、普通の会社で普通の仕事を普通に働いて稼げるのはせいぜい年収350万円~400万円くらいが良いところでしょう。就職したばかりの話ではありませんよ?最も高いピーク時の話です。

月収で言えば総支給で25~30万くらい。色々引かれて手取り20万~25万くらいというところでしょうか。

もうやってられませんよね…

それがほぼ約束されているのが30代のフリーターです。

約束というか、むしろ正社員として就職して月20万くらいあれば良い方で、多くはそのまま就職できずずっとフリーターをやることになると思います。

一生フリーターをするとどうなるか?の予想は一生フリーターでいると将来ヤバイと言われるのは何故か。老後を考える。にてまとめています。

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

Q.「30代のフリーターは今後どうするべきか?」

これに関しては大きく、

1.フリーターを続けながら就職活動をする
2.フリーターを続けながら副業をする

の2つの道がありますが、基本的にどちらもあんまり変わりません。

何故なら仮に就職したとしても収入が少ないので最終的に、

「副業→可能であれば独立」

というコースしか考えられないからです。

これに関しては後ほど詳しく解説するとし、まずはすぐにでも決めるべき上記2つの道について解説します。

目次

フリーターを続けながら就職活動をする

30代のフリーターは正社員として就職するのが難しいです。

本来年齢を理由に合否を決めるのは完全な年齢差別であり、違法(違憲)とも言えるわけですが、残念ながら社会がそうなってしまっているので仕方がないです。

こちらのページで紹介しているフリーター、第二新卒、ニート向けの就職支援会社はいずれも年齢を28~29歳までとしており、30代になると登録することが出来ません。

※唯一ジェイックのみ35歳までであれば利用が可能になりました。

これはつまり就職支援会社、もとい人材紹介会社に登録している求人が20代までであることを意味し、30歳を過ぎたフリーターにはほとんど需要がないことを意味しています。

故に30歳以上のフリーターが正社員として就職するのは非常に厳しいわけです。

地道に就職活動すれば正社員になれる

30歳を超えると圧倒的に厳しいですが、それでも100%就職出来ないわけではありません。

30歳を超えてもハローワークや求人サイト経由で正社員として採用される人はたくさんいますし、アルバイトとして勤めている企業に正社員として入社するケースも多々あります。

現在日本は人材が不足している業種、職種が多々あり、高齢のフリーターでも多少の経験や見込みがあれば正社員として採用したいと思う企業もたくさんあります。

圧倒的不利ではありますが、地道に就職活動をすれば(選り好みしなければ)仕事は必ず見つかるでしょう。

就職氷河期世代救済のためジェイックのみ34歳まで対応が可能に

これまで30歳を超えるフリーターが利用できる人材紹介サービスはありませんでしたが、唯一ジェイックのみ34歳まで対応可能になりました。

34歳までであれば紹介出来る正社員の仕事があるようなので、利用を検討することをおすすめします。

都市部であれば全国各地に拠点があるので利用もしやすいです。

ジェイックの詳細を確認する

フリーターを続けながら副業する

もう一つは積極的な就職活動をせず、「副業で稼ぐ」という道です。

副業で稼ぐことは簡単なことではありませんが、実際月十万円以上副業で稼ぐ人は多数いますし、私もその一人ですから「無理難題」とは言えません(詳しくは後述します)。

フリーターなので比較的時間も融通が利きますし、副業が忙しくなればメインの仕事を減らしたりすることも出来るので、フリーターは実はものすごく副業に向いています。そもそも正社員だと副業が禁止されていることも多いですからね。

クラウドソーシングで副業をする

一言に「副業」と言っても現代はたくさんあります。

最もオーソドックスで始めやすいのはランサーズクラウドワークス等のクラウドソーシングを使って自分のスキルが使える分野の仕事をやることです。

英語の翻訳やプログラミング、ウェブデザイン、イラストレーション等はたくさん仕事があります。

「そんな仕事になるようなスキル持ってない…」

と言われるのは想定済みです。そんなスキルあったらフリーターなんてやってませんよね…

スキルがなくても割と良い単価で出来る仕事と言えばウェブライティング、簡単に言えばネット上にアップされるサイトの記事を書く仕事です。

ウェブライティングの単価はだいたい1文字0.3円~くらいで、そこそこのスキルがあれば1文字1円くらいは軽く狙えます。そこそこのスキルが必要ですが。

1文字1円程度で記事を受注することが出来れば2000文字で2,000円くらいです。ちなみにこの記事は現段階で丁度2000文字くらいですから、これくらいの分量で2,000円になるという感じです。

記事を書く執筆速度は人によって変わってきますが、慣れればだいたい1時間程度で2000文字くらいの記事は掛けるでしょう。

そうなれば時給2,000円の仕事です。

在宅で比較的自由に出来る仕事と考えれば時給2,000円は破格の高単価で、割りの良い仕事であると言えます。

また、スキルがあれば単価を上げることも可能で、分野にもよりますが文字単価3円以上、すごい人は10円以上で執筆している人もいます。

文字単価3円であれば2,000文字で6千円。執筆に2時間掛かったとしても時給3千円です。これはかなり良い仕事です。

ちなみに私がウェブライターとして真剣に取り組めば文字単価5円以上、時給5千円くらいの仕事をこなすことは出来ると思います。

ただ、ライティングって2時間で2000文字の記事を書くことは出来ますが、それを1日3本も4本も上げるのって出来ないんですよね。そこまで集中力が持ちません。

クラウドソーシングを使ってのライター業務についてはまた別の機会にまとめたいと思います。

副業に関する情報はこちらでまとめています。

アフィリエイトやブログなど副業で稼ぐ

副業はたくさんありますが、書けばきりがないので私がお勧めする方法だけを書くことにします。

それはブログやアフィリエイトサイトを作って広告費を稼ぐ、いわゆるアフィリエイト収入で稼ぐことです。

恐らく私のブログの読者の人の多くはアフィリエイトという言葉を聞いたことがあると思います。

なので細かい説明は割愛しますが、一文にまとめると、

「自分でサイトやブログを作ってそこに広告を貼って広告収入を得ること」

です。

よくウェブサイト等で見るバナー広告やテキストリンク(文字のリンク)の広告を貼るやつです。

ブログ形式、サイト形式それぞれありますが、とにかく集客して広告をクリックしてもらう、またはリンク先の商品やサービスを成約させることで報酬が発生します。

「アフィリエイトとかなんだか胡散臭い」

「本当に稼げるの?稼げるイメージないんだけど…」

と思う人も多いです。むしろそう思う方が自然なことです。

が、数ある副業の中で私が「(やれば)確実に稼げる」と断言できるのはこのアフィリエイトだけです。クラウドソーシングを除けばですが。

アフィリエイトに関してはそれを収入の柱とする会社が多数あり、10年以上前から専業で働く個人、法人がたくさんいます。

私もその一人で、このブログをスタートした2015年はバリバリ正社員として会社に勤めていましたが、現在は独立して個人事業主としてアフィリエイトに取り組んでいます。

ちなみに月収は具体的な数値を出すと怪しげな情報商材みたいになってしまうので伏せておきますが、同年代で自分と同じくらい収入がある人は(同業者を除けば)中々出会うことが出来ないくらいにはなっています。

アフィリエイトに関して詳しく書くととんでもない文章量になってしまうのでここでは書きませんが、興味のある人はコメントか問い合わせにて知らせてください。

どちらにしても楽に稼げるわけではない

アフィリエイトやブログ、ライティングで稼いでいる人は実はたくさんいます。

私が直接お会いしたことある人だけでも100人は軽く超えています。

得ている収入はまちまちですが、個人で副業でやっている人でも月10万、20万は当たり前の世界です。

中には個人で月数百万稼ぐようになり、会社を辞めて独立した人もいます。

年ではなく月です。月100万円収入があれば年収1200万円ですからね。

会社員だと外資系か大企業の役員にでもならない限り、30代で年収1000万円超えることはほぼ無理でしょう。

ただ、月100万円はもちろん、月1万円稼げるようになる人はほんの一握りです。

アフィリエイト報酬はどんなに能力のある人でも最低3カ月、長ければ1年くらい無収入で取り組まなければならないので収益が発生するまでにだいたいの人が辞めてしまいます。

クラウドソーシングで受注するライティングに関しても、誰でも始められますが労力に見合った報酬を得るにはそれなりにスキルが必要です。

そのスキルが見に付くまで割に合わずだいたいの人が辞めてしまいます。

だいたいの人がまともに稼げるようになるまでに辞めてしまいますが、逆に頑張って続けていて結果が出ない人はほとんど見たことがありません。

1年、2年地道にコツコツやっていれば少なくとも5万、10万は稼ぐことが出来ます。

2年やって5万はとても少ないように感じますが、普通の会社員だと2年頑張って働いても給料が5万円アップすることは普通ないでしょう。

そう考えて副業でコツコツ頑張れる人が結構稼いでいます。

まとめ

30歳を過ぎたフリーターはどうするべきか?

正社員になれるように就職活動をするのも良いですが、正社員として就職しても低い年収を余儀なくされるので、結局は副業による副収入が必要になってくると思います。

今回30歳を過ぎたフリーターとしていますが、これは高収入が期待できない会社に勤める人全員に言えることです。

幸いフリーターは時間の融通が利くので副業を検討してみましょう。

副業に関してはまた後日詳しくまとめようと思います。

関連記事:ネットで副業で稼げるは本当か?お勧めできるか?

著者プロフィール

ニックネーム:吉本ひろうみ

記事のライティング、運営管理担当。

高知県出身。
フリーター5年、プロバイダ販売、電気通信事業者の営業を経てインターネット広告業界に参入。
副業で取り組んだ後に独立。インターネット広告を6年、現在は起業しサブスク事業などをやってます。

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