何社も受けてるのに全然通過しない・・・
手応えは悪くないのにいつもお祈りメール・・・
何がダメなんだろう・・・
そんな風に悩む人は後を絶ちません。
もしかしたら、今これを読んでいる画面の前のあなたも、同じように悩んでいる1人かもしれません。
ですが、ここで出会ったのも何かの縁。どうぞ、このまま読み進めてください。
会社で人事を担当する人は、年間で非常に多くの応募者を面接することになります。
大企業なら数百人・数千人単位ですね。
彼らはやはりプロですから、「こういう人材はいいな」という評価に加えて、「こういう人材はダメだ」という足切りラインを設けていることも多いんだとか。
どれだけ見た目が爽やかでも、どれだけ履歴書に素敵な言葉を並べていても、
面接での受け答え1つであっさり不採用というのはたくさんあります。
そこで今回は、「絶対にこういう人は採用されない!」というNGポイントを紹介していきたいと思います。
就活で必ず勝てる方法というのはありませんが、できるだけ負けないように対策を取ることはできます。
あなたも当てはまっていないかどうか、ぜひ一緒にチェックしていきましょう。
こんな人は新卒でも既卒でも絶対採用されない!面接でやってはいけないNG集
①遅刻して行く
別に少しぐらい遅れたって構わない、と思う人もいるかもしれませんが、就職活動において遅刻なんてもってのほかです。
その時点で面接官に「この人は時間も守れないルーズな人だ」と思われ、最悪、もう面接すらしてもらえない可能性もあります。
時間厳守は大人として最低限守るべきことです。もしどうしても遅れてしまう場合は事前に必ず連絡をしましょう。
②以前いた会社を悪く言ってしまう
これはつい言ってしまいますね。
今受けている会社を良く見せようと、「前職の職場が本当にきつくて・・・」などと語ってしまうと印象は良くありません。表情も暗くなりますからね。
恋人に「君は元カノより素敵だよ」と言ってもあんまりいい気分にならないのと同じです。他と比べることには意味なんてないんです。
③敬語を間違える
「おっしゃられる」といった二重敬語など、敬語を正しく使えない人は社会人として適正ではないとみなされることがあります。
会社に入れば電話やメールなど、お客さんや取引先と接する機会が増えます。そんな時に正しい言葉遣いができていないと、あなただけではなく会社全体の印象をも損なうことになるんです。
または、「◯◯の方」とよく「方」を付けて話す人も注意してください。相手に冗長なイメージを与えてしまいます。
ささいなことですが、言葉ってとても大事ですよ。
④待遇面を聞いてしまう
「求人では年間休日120日とありますが本当ですか?」「ボーナスは支給されますか?」「残業手当や交通費は出ますか?」などなど。
気になる気持ちはわかりますが、待遇について聞くのは内定が出てからにしましょう。
内定が出てから具体的な待遇について打ち合わせをし、そこでどうしても自分にとって納得のいかない条件であるなら、残念ながら内定をお断りしましょう。
⑤「できない」「わからない」という言葉を使う
面接ではネガティブ・後ろ向きな言葉はご法度です。
「この業界は働いたことがないので自信がありませんが・・・」なんてことはわざわざ言わなくてもいいんです。
また、面接官の質問について「わかりません」「知りません」もNG。何でもいいので自分ができるかぎりのことを前向きに話したほうがはるかに好印象です。
⑥相手の会社のことをよく知らない
そんな人いるのかー?と思うかもしれませんが、実はこういう人結構います。
面接では「御社の経営理念に共感しました」と言いながらも、「ではうちの経営理念を言ってみてください」と言われ、「えっと・・・」と玉砕したケースも。
自分が入るかもしれない会社のことは事前に調べておきましょう。
企業規模、社員数、ライバル企業についてぐらいなら調べればすぐにわかります。企業研究は怠らないこと!
⑦相手の言葉に対するリアクションがオーバーすぎ、あるいはなさすぎ
面接官の話をうなづきながら聞いたり、時には身を乗り出したりすると、ちゃんと話を聞いているというアピールになりますが、
そのリアクションがオーバーすぎると、お笑い芸人のようになって逆に不自然な印象を与えます。
あるいは反対に、ほとんと無表情で感情を見せず、まるでロボットのように自己PRをするのもダメですよね。
ずっとニコニコしてるのもおかしいですし、全くしないのもおかしいわけです。
緊張はもちろんしていると思いますが、できるだけ自然体で臨みたいものですね。
⑧「何か質問はありますか」に対して「ありません」と答える。
面接の最後に、たいてい聞かれるのがこれです。「何か質問はありますか?」
ここで、もう相手からの質問には答えたから、早く面接を終わらせたい、帰りたいと考える人は「いえ、特にありません」「大丈夫です」と答えてしまいます。
しかしこれはNG!無難かもしれませんが相手からすれば「ウチに興味ないのか!?」と思います。
なので必ず、ここでは面接官に質問をしたほうがいいです。
ただしここでも、聞いてはいけないNG質問があります。
それは、「調べればホームページなどに書いてあること」「待遇や金銭面など」「YES,NOで答えられること」です。
これらの質問はする意味がないので避けてください。
理想的な質問例としては、
「○○さん(面接官)からみて、仕事が出来る人はどんな人間ですか?」
「◯◯さん(面接官)はこの会社で仕事をしていて一番楽しい時はどんな時ですか?」
「是非、御社で働きたいと思っています。入社までに勉強するべき事があれば、ぜひ教えてください」
などがあります。
また、過去にはこんな例もありました。
面接官「それでは、最後に何か質問はありますか」
応募者「はい、最後に少し込み入ったことをお聞きしたいのですが、よろしいでしょうか」
面接官「どうぞ」
応募者「面接官の方々は、こちらの会社で働かれて何年になりますか」
面接官「私ですか、12年になりますね」
応募者「ありがとうございます。それでは、なぜ12年の間、ここで勤めることができたとお思いですか?」
最後に
面接というのは、面接官から応募者へのインタビューのように思えますが、面接官と応募者のコミュニケーションの場でもあります。
ぜひ今回紹介したNG項目に気をつけて、面接を受けてみてください。
そしてそれと同時に、心のなかで面接官のこともしっかりと見てください。
人事の代表として応募者を面接するその面接官。
その人があなたにとって尊敬できそうな人物であるかもよく見ておいてください。
理不尽なことを聞いてくる、こちらの話にも興味なさそうにしている、なんて面接官はこちらから願い下げですよね。
圧迫面接なんてもってのほかです。
ぜひ、面接を通して、改めて「やっぱりこの会社に入りたい!」と思えるような会社に出会えることを、祈っています。
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