仕事がつまらないという理由で転職して問題解決になるかどうか経験者が解説します

「今の仕事がつまらない」

「退屈だ」

という理由で転職を検討する人は少なくないと思います。

実際僕自身も転職理由の多くはこれで、多分2回くらい「つまらないから」という理由で転職しました。

調べてないのでわかりませんが、「仕事がつまらない」という理由は転職理由の上位に入っているのではないかなと思います。人間関係、給料面に次ぐくらいかな。

仕事がつまらないというのは一見しょうもない理由のように感じますが、通常正社員で働くと1日8時間以上仕事をすることになるので、その8時間をつまらないことに費やすのはやはり大きな問題であると思います。少なくとも僕はそう思います。

ただ「仕事がつまらない」という問題は転職によって解決できるかと言うと実はそうでもないのが実情です。

目次

仕事がつまらないと感じる理由は何?

まず転職を検討する前になぜ今の仕事がつまらなく感じるのか?

その理由を見つける必要があります。

漠然と「つまらないから」という理由で転職しても、そのつまらない理由が「そもそも働くのが好きじゃない」という理由であれば転職しても結局つまらない仕事をやるだけになってしまいます。

また、今やっている業種、職種がつまらないというのであれば他業種、他職種へ転職しないとやはり意味がありません。

仕事がつまらないと感じる理由についてはおおよそ以下の3つに分類されると思います。

その業界、業種、職種が好きになれない

やはりこれが一番多いのではないでしょうか?

例えば事務処理が楽しいと感じない人が事務職に就くと毎日がとてもつまらないと感じるでしょう。

僕自身事務職がすごく苦手で帳簿を付けたり仕事を管理したりするのがとても嫌で嫌でたまらないのですが、世の中には帳簿を付けるのが好きな人もいるのです。

家計簿を付けたり、帳簿を付けたり、管理シートを作ったりするのが好きな人は、そういった事務作業をやる仕事を「つまらない」と感じにくいと思います。

逆にそれらの業務を全く楽しいと思えない人は毎日がつまらなくてつまらなくて仕方ないでしょう。

自分の今の仕事そのものがつまらないという場合は思い切って全く違う他業種、他職種へ転職する以外方法はありません。

ルーチンワークなど仕事に飽きている

毎日同じような仕事が繰り返されるルーチンワークが苦手という人は多いと思います。

僕も完全にそうでした。

僕が初めて就職した会社は木材の工場で、ほぼ毎日同じルーチンワークで、これほど仕事がつまらないと感じたことはありませんでした。

ルーチンワークにも向き不向きがあり、毎日同じ仕事をこなすことに苦痛を感じない人っているんですよね。

また、完全なルーチンワークでなくてもある程度同じ毎日を過ごす働き方の仕事は飽きやすく、つまらないと感じやすいと思います。

そういった「飽きっぽい人」は毎日業務が変わってくるベンチャー企業や中小企業の営業などが良いかも。

実際僕も中小企業の営業をやっていたことがあり、これに関しては毎日業務が違いすぎるので仕事に飽きることはありませんでした。

業務的に忙しくて結構大変ですが、「仕事がつまらないなあ」と感じる人におすすめの転職先だと思います。

一緒に働いている人と合わない

3つ目はやはり人間関係。

これはかなり深刻な問題ですね。

仕事というのは実は何をするかよりも「誰と働くか」の方がはるかに重要で、仕事内容よりも人間関係によって「つまらない」と感じるケースは少なくありません。

例えば同じコンビニのバイトでも仲の良い同級生と働くのと、年齢が離れていてあまり仲良くできそうにない人と働くのとでは退屈さが全く違いますよね。

営業職でもやはり一緒に働く人が楽しい人か楽しくない人かで仕事の充実度が大きく変わってきます。

これに関しては転職によって解決できるかどうかは未知数です。実際に働いてみないと楽しい人と働けるかどうかはわからないので。

ただ親しい知人、友人からの引き抜きなどであれば少なくともこの課題はクリア出来ます。

そういったケースを除いては転職によって「つまらない」を回避できるかどうかは残念ながらわかりません…

転職で解決できるなら転職すべき

上述した通り、

  • 今働いている業界、職種、業種が好きじゃない
  • ルーチンワークで仕事に飽きている

などの場合、次回それを回避できる会社に転職すれば「つまらない」から抜け出すことが可能です。

上述した通り仕事は1日の大半の時間を費やすので「もっと充実した日々を過ごしたい」と思うのであれば早急に転職しましょう。

人間関係の場合も転職によって改善される可能性はある

こちらは100%ではありませんが、やはり人間関係によって仕事がつまらない場合も、転職すれば働く人間が変わるので「つまらない」が解消されるケースはあります。

特に現在従業員の多くが中高年以上で「話が合わない」と感じている人は、平均年齢が低い会社に転職するだけで仕事がしやすくなる可能性もあります。

ただ、この場合転職して余計人間で悩む可能性もあるので注意が必要です。

転職するなら全く違う業界へ

今は人手不足なので未経験でも新しい仕事へ転職することは難しくありません。

業界が変われば働く人の年齢層や属性が大きく変わることも多いので、思い切って全く違う業界へ転職してみることをおすすめします。

特にIT業界は新しい会社が多く、昭和から残る古い社風の会社とは働く人も、職場環境も全く違ってきます。

僕は以前昭和っぽさが残る建設業界から独立してIT業界の会社と関わることが多いのですが、関わる会社の雰囲気は建設業界とは全く違っています。

転職しやすい今の時期にサクッと業界を変えてみましょう。

今の職場でやりきることも検討しよう

ここまでつまらないと感じるなら「つまらないを回避するために転職するのが良い」としてきましたが、その前に今の職場で全力で働いてみるのも良いと思います。

実際仕事というのは中途半端にやるからつまらないだけで、全力で取り組めば意外と楽しめるということはよくあります。これは仕事に限った話ではないですね。

転職についてはいったん転職すると後戻りが出来ないので慎重にせざるを得ませんが、今の仕事を頑張ってやるというのは明日からでもすぐに可能です。

まず今できることを全力でやってみて、日々の充実感を高めていきましょう。

著者プロフィール

ニックネーム:吉本ひろうみ

記事のライティング、運営管理担当。

高知県出身。
フリーター5年、プロバイダ販売、電気通信事業者の営業を経てインターネット広告業界に参入。
副業で取り組んだ後に独立。インターネット広告を6年、現在は起業しサブスク事業などをやってます。

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