小売業、販売、サービス業から転職して年収アップする方法

小売業やサービス業は土日祝、お盆、年末年始に休みが取れない上に他の業種に比べて給料も安く転職したいと考える人も多いんじゃないかと思います。

給料面でも年収500万円以上得ている人は少なくその多くは全国にチェーン展開する大手企業の本社、支社で勤務する人で、店舗で働く末端の員や店長クラスでも年収300万~400万円程度の場合がほとんどです。

30歳を過ぎても年収が思うように上がらない先輩や上司を見て、将来結婚して奥さんや子どもを養っていくにはキツイと感じる人も多いのではないでしょうか。

私も派遣社員として地元のスーパーに勤務していたことがありますが正社員でも給料が安く生活が苦しいという理由で転職した人が何人かいました。

今日はそんな小売業や、サービス業から転職したいと考える方のために年収アップしやすい転職方法を解説します。

目次

小売業、サービス業のスキルを活かす

元々の収入が低ければ転職による年収アップはそう難しくありません

一般的に転職で年収アップしやすいのは同職種、異業界に転職することと言われていますが元々の収入が低い場合は異職種、異業界へ転職しても年収アップは望めます。

そして異職種でも活かせる共通スキルがあれば年収アップがさらに期待出来ます。

小売、サービス業の活かせる経験

では小売、サービス業の活かせる経験とは何か?

大きく3つあると考えます。

まずよく言われるのが接客力、つまりコミュニケーション能力ですね。

基本的に毎日お客さんと会話するため常に対人とのコミュニケーションがあるので接客をやっていると嫌でもコミュニケーション能力が身に付きます。

コミュニケーション能力は現代社会では欠かせないスキルの一つで多くの企業が人材に求めるスキルの一つとしてそれを上げています。

接客で培ったコミュニケーション能力はこれから面接をする際多くの場面でアピール出来るポイントであると言えます。

二つ目は問題解決能力、臨機応変力です。

接客の仕事は機械やコンピュータの仕事と違って対人を中心に仕事をするのでトラブルや想定外の事態がつきものです。

さらに規模に対して少数精鋭で運用している場合が多くトラブルがあった時に責任者の問題解決能力が問われます。

面接では「あなたが一番苦労したこと」や「○○という事態になった時あなたならどうするか?」のような問題解決能力を問われることが多々あります。

現代はIT化が進み変化の激しい時代なのでそれに対応出来る人材は重宝されやすいです。

3つ目はずばり忍耐力です。

小売業、特にサービス、飲食業は他の業種で働く人達から見てもかなりキツイ印象を持たれています。

ブラック企業で有名な「すき家」、「ワタミ」、「ユニクロ」、「セブンイレブン」等労働環境の悪いイメージの会社はどれも小売、サービス業中心です。

そんなキツイ業界で働いている人は必然的に強い忍耐力を持っていますしそれはどの業界でも活かせることが出来る能力です。

接客の経験が活かせる仕事とは

単純作業の機械化、自動化が進む現代では将来的に人はコミュニケーション能力がないと逆にやっていけなくなります。

現代ではすでにほとんどの仕事でコミュニケーション能力を問われる時代になっているので接客の経験は様々な業種、職種で活かせると思います。

中でもそれ(コミュニケーション能力)を最も要し、逆にそれ以外の特別なスキルを必要としない営業職への転職ならほとんど苦労せず年収アップすることが可能でしょう。

営業職はキツイと言われ敬遠されがちなので営業経験がなくても比較的採用されやすくおすすめです。

コンピュータ知識に自信があれば独学でも勉強出来るエンジニア系の資格を取ってシステムエンジニアに転職すると大幅収入アップが期待出来ます。

情報サービス業界は現在人手不足であるため未経験でも最低限の知識(資格)とコミュニケーション能力があれば比較的採用されやすいです。

また、在職中の転職はdoda(デューダ)等の転職支援サービスを利用すると効率的です。転職活動は求人を探して、履歴書、職務経歴書を作って、先方と予定を合わせて面接して…

とかなりパワーが必要です。

就職支援サービスは無料で利用できるので活用できるものは活用しましょう。

⇒doda(デューダ)の公式サイトはこちら

異職種、異業種転職は30歳までに

先日30過ぎたら利息で暮せ?将来の年収は20代でどう働くかで決まるという記事にも書きましたがいくら活かせるスキル、経験があっても30歳を過ぎると別の職種に転職するのが極端に難しくなります。

未経験でも20代の若い世代なら基本的なコミュニケーション能力が評価され、専門業務は一から学んでもらおうと採用するケースは多々ありますが、30歳を過ぎると企業側から敬遠されがちです。

特に35歳を過ぎると未経験で異職種に飛び込むのはかなり厳しく年収アップどころではありません。

現在20代で小売、サービス業から転職を考えている人は30歳までを目途に転職しましょう。

30歳を過ぎてしまっている人は?

現在小売、サービス業で低賃金に悩む30歳以上の人はどうするべきか。

30歳を過ぎている場合は転職によって年収がアップ出来るかの前にそもそも異職種で採用される可能性が低くなります。

そのため年収をアップさせたければ今の会社で出世する方が可能性が高いと言えます。

しかしそれがとても厳しいようなら30代前半ならまだ可能性は残されているので異業種、異職種へ転職を試みるのもいいかもしれません。

先述した通り、営業職やSE職は慢性的に人材不足でもある職種なので適正が認められれば未経験でも十分採用される見込みはあります。

ただし35歳を超えている場合は未経験職種、業種への転職は非常に厳しいので転職はあまり考えない方がいいでしょう。どうしても転職したい場合は給料面を諦めざるを得ません。

まとめ

以上小売、サービス業から転職して年収アップさせるためには、

  • コミュニケーション能力、問題解決能力、忍耐力を活かして、
  • 30歳までに営業職、もしくはその他勉強して専門職に就く
  • 30歳を超えている場合は転職せず出世を試みる

ことが近道だと言えます。

近年は小売、サービス業も人手不足のため賃金が上昇傾向にあるのでそのままいるのも一つの手ですが、明らかにブラック色の強い会社も多いのでそういう時は思い切って異業種に転職してみましょう。

著者プロフィール

ニックネーム:吉本ひろうみ

記事のライティング、運営管理担当。

高知県出身。
フリーター5年、プロバイダ販売、電気通信事業者の営業を経てインターネット広告業界に参入。
副業で取り組んだ後に独立。インターネット広告を6年、現在は起業しサブスク事業などをやってます。

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