いつもお世話になっております。
umiです。エルモと呼ばれることが多いです。
SSL対応待ったなしという状況のまま8月に入りましたが、みなさんはSSL対応はされましたでしょうか。
私は以前からSSLの対応によってアクセス数が大きく下がったという情報をよく耳にしており、また実際某大手通信会社のポータルサイトがビッグワードで順位が低下していたのを目の当たりにしていたことから、SSL対応にはかなり慎重になっていました。
しかし2018年7月以降のクロームのアップデートによって常時SSLになっていないサイトは「保護されていません」となり、今後は更に赤字で「保護されていません」と出てしまうので、そうなるとユーザーの離脱率に少なからず影響が出るのではないかと考えています。
情報サイト:Chromeの強制的な警告表示が2018年7月から開始
ということで、売上のメインとなっているサイトを覗いてそれ以外のサイト、ブログをこのタイミングでSSL対応してみました。
結果どうなったかというのを公開したいと思います。
が先に今回やったSSL対応の手順をざっくり解説します。
SSLはすべてXサーバ+プラグインで対応
手順は3サイトともエックスサーバでSSL設定を行い、「Really Simple SSL」というプラグインで行いました。
このプラグインは優秀で、SSL対応に必要な作業、
- 一般設定の URL を https に変更
- .htaccess にリダイレクト処理を追記
- 自ドメインは JavaScript で書き換え
を行ってくれます。
このプラグインを使えばサーバの設定反映待ち時間を除けば作業時間は5分もかかりませんでした。
ただしプラグインの有効化にしておかないと設定が戻るのでその辺デメリットではありますが…
引用サイト:WordPressを一瞬でHTTPS化するプラグイン「Really Simple SSL」の使い方
3サイトのアクセスや順位はどうなったか
結論から言うと、ほとんどのクエリで影響がみられませんでしたが、一部(というか確認出来ているのは1ページのみ)よくわからないことが起きています笑
一時的な順位ダウンもなかった
SSL対応すると高い確率で一時的に順位が下がってしまうという認識だったんですが、今回3サイトともほとんど影響がなかったように感じます。
【Aサイト】
【Bサイト】
【Cサイト】
どのタイミングでSSL対応したのかわからない程度には影響を感じませんでした。
毎日GRC(検索順位チェックツール)を回して確認しているわけではありませんが、大きな影響はほとんどなかったのは間違いありません。
順位が大きく下がったページがある
しかしAサイト(というか雑記ブログ)のみ何故か単一ワードで順位低下したページがあって、「失敗した」と感じています。
原因はわかりません。
何故か記事タイトルで検索しても検索に引っかからないのでインデックスされていないと思ったのですが、今調べてみると他のクエリでは上位表示していました。
ちなみにこちらのページ。
元ゲーセンの店員だった人がUFOキャッチャーの取り方とかを教える
今は記事タイトルで検索するとNAVERが独占している感じです。
SSL対応についての見解
SSL対応待ったなし、と言われていますがまだまだ大手のサイトでも対応していないところは多いですね。
ITmediaやInternetwatchなどのニュースメディアや銀行のポータルサイトなどもSSL対応しているところが少ない印象です。
また、今回の「保護されていません」が出続けるアップデートでも、保護されていないサイトがまだまだある現状ではあまり気にする人は少ないんじゃないかと思います。
しかし赤字で「保護されていません」はさすがにやばいかもしれません。これを恐れて多くのメディアが対応したら、それこそ「SSL対応していないサイトは危険」という認識になるかもしれませんね。
しかし今回SSL対応による影響はかなり小さかったものの、アクセスを集めていたクエリで順位が大きくさがったので、やっぱり怖いな~という印象です。
後1サイト対応していないサイトがあるのですが、やっぱり次の「赤字で保護されていません」が来るタイミングかな…
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