アフィリエイトなどネット事業者向けの法人口座の審査についてまとめ

いつもお世話になっております。

umiです。

先日法人口座の審査が通ったのでまとめます。

法人口座の審査は新設法人の場合難航すると聞いていたのですが、事前に様々な情報を得ていたので一発で開設できました。

ちなみに3本の指に入るメガバンクです。

「メガバンって審査きついんじゃないの?」

という方は特に必見です。

目次

新設法人でも比較的審査の通りやすい銀行とは?

新設法人は信用が皆無なので全体的に審査が通りにくいです。

なので始めから審査の通りやすい銀行を選定しなければいけません。

審査の通りやすい銀行は上述した通りメガバンクです。

うちの場合みずほ銀行ですぐに通りましたが、同業者では三井住友銀行や厳密にはメガバンではないが国内大手のりそな銀行で通ったという声も聞いたので、やはりメガバンク(大手銀行)が通りやすいというのは噂ではなかったようです。

UFJは審査厳しめとの噂を耳にしていますので、上述した3社が良いかもしれません。

個人利用の有無はあまり関係ないと思います。うちの場合は開設したこともなかったです。

ただし申込みは事業所の最寄りの支店が良いです。

後述しますが、二次審査の際に「なぜこの支店なのか?」を聞かれることがあります。

地方銀行、ゆうちょ、信金も比較的通りやすい

メガバンク以外では地方銀行、ゆうちょ銀行、信用金庫なども比較的通りやすいという情報があります。

ただしいずれも個人での利用歴があった方が有利です。

特に個人事業用として使っていた銀行であればほぼ間違いなく審査をパス出来るでしょう。

そもそも法人口座の審査は「詐欺やマネーロンダリングなど不正目的の利用ではないか?」「ちゃんとした事業として利用されるか?」を確認するためのものです。

実態のある事業を個人で行っていれば、利用していた銀行は利用歴ですぐにわかるのでそのまま法人口座も開設がしやすいんです。

利用歴がない場合でも比較的審査が通りやすいので、検討しても良いと思います。

ただし申込みは事業所の最寄りの支店にしましょう。

ネット系銀行は難易度が高いらしい

ネット事業ならネット銀行の方が審査が通りやすいのでは・・・

と思う方も多いと思います。

実際にネットでは「ネット銀行が審査通りやすい」と書いているのも目にしました。

しかし実はネット系の銀行の方が圧倒的に審査が厳しいです。

理由はわかりませんが、恐らく過去にマネーロンダリングなど不正利用、犯罪利用で使われることが多かったからではないかと思います。

そもそもネット銀行は社会保険の自動引き落としなどが出来ない場合があるので、新設法人の最初の銀行として利用するのには向かない印象です。

銀行口座の審査をパスする上で重要なポイント

ここからは審査をパスするポイント、審査基準について解説します。

審査基準はもちろんクローズドなのであくまでネット上の情報や知人からの情報、僕自身の推測となります。

とにかく事業に実態があるかどうかがわかることが重要

上述した通り法人口座の審査の目的は、

  • マネーロンダリングなど不正利用、犯罪利用ではないか?
  • ちゃんとした事業として利用されるか?

です。

ここさえ証明出来れば審査はパス出来るのです。

アフィリエイトなどネット事業の場合、店舗や商品がないためその見定めが銀行側にとってやや難しいのです。

逆に実店舗を要する小売業や飲食業、サービス業であればおそらく審査が難航することはないでしょう。

実店舗、実事業所、実売品のいずれかが必要

実際にちゃんとした事業が行われているかすぐに証明するために、

  • 実店舗
  • 実事業所(バーチャルオフィスなどは不可)
  • 実売品(形のある製品)

のいずれかを用意しましょう。

アフィリエイトを含むネットサービス系の場合、実店舗も形のある製品もないので実事業所が必須になってきます。

これ(事業所)がないと審査はかなり難航します。

バーチャルオフィスは審査に通らない

月額5,000円程度で利用できるバーチャルオフィスやシェアオフィス、コワーキングスペースは実態のある事業所と判断されないため、審査落ちする可能性が非常に高いです。

書類を送った時点で弾かれます。

上述した通り僕は一社目で通ったので実体験ではありませんが、ある先輩実業家の方は月1000万以上の売上でも審査が通らなかったと話していました。

自宅でも良いので実態のある事業所にすることは必須です。

ネット上には「バーチャルオフィスでも通る」という意見を多少なりとも目にしますが、アフィリエイトの場合、店舗も実売品もないので「不正利用目的の事業者」と違う点を銀行に伝えることが出来ません。

逆に実店舗や実売品(形のある商品)があれば、バーチャルオフィスで登記していても審査は通ると思います。

新設法人でなければ比較的通りやすい

ネットバンクに限ったことではありませんが、法人口座の審査は基本的に新設法人(設立から1年以内)でなければ比較的通りやすいと言われています。

というのも新設法人の場合、事業取引の実態を証明する決算資料(確定申告書類)がないため、「実態があるかどうか」が非常に重要視されますが、決算を行って資料が揃えられる場合、実態があるかどうかをすぐに証明できるからです。

新設法人でなければバーチャルオフィスでも問題なく審査を通すことができます。

電話は携帯のみでOK

固定電話の有無が審査に関係するかどうかはわかりませんが、少なくとも僕の場合は携帯電話で審査を通過することができました。

これもよく考えてみれば今どき一人社長なら携帯電話のみで十分ですし、普段個人で使っている電話番号を犯罪利用する人は普通いないので、「090または080」の番号であれば問題ないんじゃないかと思います。

事業内容はWEB広告業などでOKだが、自社サイトは必須

申し込みする際に事業内容を書く欄がありますが、こちらはWEB広告業やWEBマーケティング、コンサル業など実際に行っている業務を書いて問題ありませんでした。

メガバンクの場合対面での二次審査があるわけですが、その際にじっかり説明出来るものであれば問題ないと思います。

また、口座開設の申込み用紙にほぼ必ず「ホームページURL」の項目があるので、それを埋められるように自社サイトを作っておくことも重要です。

これを怠る人は多いですが、客観的に見ればWeb関連の会社なのに自社のホームページがないのは異常な会社に見えてしまいます・・・

まとめ

ポイントとしてはやはり「不正利用でないか」が審査の目的となるので、

  • 実店舗
  • 実事業所(バーチャルオフィスなどは不可)
  • 実売品(形のある製品)

のいずれがを持っておくことが重要だと思います。

アフィリエイトの場合は自宅で登記するか事務所を借りないと審査は厳しいかもしれません。

また、面談のあるメガバンクでは口頭で「怪しい」と思われると審査落ちする可能性が無きにしもあらずなので、ある程度小綺麗な格好をして、はっきり受け答えをするようにしましょう。

事前に非業界人に事業内容を説明出来るようにしておくことも重要です。

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