はじめまして。
代表の吉本です。
主にSEOメディアの運用を得意としています。
WEBの仕事は8年目くらいになります。
本ページではSEO初心者向けに、
「どのようなサイトが検索で上位表示されるのか?」
「どのようなサイトを作れば上位表示できるのか?」
について簡潔にまとめます。
Googleの目的と上位表示の条件
Googleの検索結果で上位表示を狙いたければまずは上位表示されるサイト、ページはどういったものかを理解しなければいけません。
何をすれば良いのか?
がわからないとSEO対策のしようがありませんよね。
上位表示するためには、まずはGoogleが検索で何をしたいのかを知る必要があります。
「Googleが検索で何をしたいのか?」
一言でいうなら「利便性の高い検索エンジンというツールを作りたい」がGoogleの目的となります。
利用者が使いやすい検索エンジンを目指す
GoogleはとにかくGoogleの利用者(以下ユーザー)が使いやすい検索エンジンを目指しています。もちろん自社(グーグル社)の収益もありますが、そのためにはとにかくGoogleを利用してもらわなければいけません。
より多くの人にたくさんGoogleを利用してもらうために、Googleは使いやすい検索エンジンを作ること目的としています。
しかしGoogleは自社でコンテンツ(WEBページ)を作って検索エンジンを作っているわけではありませんよね。
最近は半分くらいGoogleが作ったようなコンテンツも存在しますが、多くは私達のようなWEBサイト運営者が作ったサイトのページを検索結果に表示させているだけです。
Googleがやっていることは「ユーザーにとって利便性の高い記事を見分けて上位表示させている」だけです。
Googleがユーザーにとって使いやすい検索結果にするために、投稿されている無数のWEBサイトの中からユーザーにとって利便性の高いものを見分けて上位表示させている。
というのが現在のGoogleの検索エンジンの仕事です(業界ではアルゴリズムなどと言われています)。
なのでサイト運営者はその検索エンジンの仕事(アルゴリズム)に合わせることで上位表示を狙っていきます。これがSEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)と呼ばれる仕事です。
Googleの目的に合わせてサイトを作成する
つまり私達サイト運営者は検索で上位表示をしたければGoogleの目的に沿ったサイトを作成すれば良いのです。
すなわち「ユーザーにとって利便性の高いサイト運営をする」ということです。
ただしGoogleの検索順位はどんなに高性能といってもあくまでプログラムされた機械に過ぎません。
人がそのサイトに訪れて「役に立った」「信用出来た」とか「駄目だった」「信用出来なかった」などの感情はわからないのです。
感情はわからないのですが、プログラムでわかる範囲の様々なデータを取り寄せてかなり高い精度で検索結果を吐き出します。
完璧とは言えないですが、かなり高い精度でGoogleはユーザーの利便性に忠実なサイトを上位表示させようとするので、私達はやはりユーザーにとって使いやすいサイト、利便性が高いを作ることが上位表示の近道と言えます。
サイトの役割とSEOの関係性
「ユーザーにとって良い記事を作れば良い」
という考え方は実はSEO業界では何年も前から言われており、もはや常識となっています。
しかし最近これだけでは不十分で、どんなにユーザーのために良い記事を作っても上位表示が難しいケースが増えてきました。
なぜならここ数年でGoogleは記事単位はもちろん、サイト単位で「役割」を分別するようになったからです。
商品を買いたい人が検索するキーワードは商品購入が出来るサイトが上位表示する
一例を挙げると、
「商品を買いたい人が検索するキーワードは商品購入が出来るサイトが上位表示する」
というのが今のGoogleの特徴です。
例えばネットでまとめて購入されやすい日用品やシリアルなどの食品、本やDVDなどのメディアなどを検索すると、ほとんどがその商品を購入出来るサイトが上位表示してきます。
これは私が知る限り2015年頃からそうなりつつあったように思いますが、日々精度が向上し、購入だけでなく「レンタル」や「リース」「売却」なども同様にそれが実現出来るサイトが上位表示しています。
逆に言えば、ユーザーが「買いたい」「借りたい」「売りたい」という目的を持って検索するキーワードでは、どんなに努力して記事を書いても原則それが実現出来るサイトしか上位表示が出来ないのです。
ユーザーのニーズはサイト単位で考える必要がある
サイトの役割が重要であるという事例は上述した「ユーザーの行動」だけでなく「知りたい」というニーズを満たすキーワードでも同様です。
例えば「プロ野球 試合結果」などのキーワードでは(記事単位での)検索意図、ニーズは「今日の試合結果が知りたい」となります。
しかしサイト単位で見るとユーザーのニーズは、
「正確な情報を発信しているサイト」
となります。
この場合ユーザーが求めるサイト、つまり上位表示にふさわしいサイト、記事は新聞社関連のサイトの記事となります。
同様に「上映中映画」というキーワードの検索意図は「今上映している映画が知りたい」となりますが、サイト単位のニーズは個人が趣味で書いているブログではなく、(最寄りの)映画館や適切に情報が仕入れられる映画専門サイトとなります。
記事ではなくサイト単位で役割を考えると、
- 野球の試合結果→スポーツ新聞やスポーツ雑誌などのメディア
- 最新映画情報→映画館の公式サイトや映画専門情報サイト
となり、これ以外のサイトでの上位表示は非常に難しくなってきます。
個人のブログには第三者の意見という役割がある
専門機関や施設、販売サイトだけではなく、個人で運営するブログやサイトの役割もあります。
商品名やサービス+「評判」「口コミ」「デメリット」「レビュー」「体験談」などのキーワードは商品やサービスを提供しているサイトからの情報は信用できません。
自社の商品を自社でレビューして「おすすめです!」なんて言われてもユーザーは信用できませんよね・・・
なのでこれらのキーワードは第三者の客観的な意見が書かれているサイトがユーザーのサイト単位での検索意図(ニーズ)になります。
まとめ
Googleは現在サイト単位での役割を重要視しており、記事単位での検索意図よりもサイト単位で上位に適切かどうかを見ていることが多いです。
病気、健康系であれば病院や専門機関の公的サイトなど。
評判、レビューであれば客観的な口コミがまとめられているサイトや権威性、信頼性のあるブロガー、個人サイト。
情報よりも商品購入を検討している場合は商品が買えるサイト。
本来資格がなければ(お金をもらって)やってはいけない法律や税務のアドバイスを、無資格の人がネットで情報発信しても上位表示が困難なわけです。
ではGoogleはどのようにして「個人のサイトなのか法人のサイトなのか」「専門機関のサイトなのかそうでないサイトななのか」を判断しているのでしょうか?
それについては次回解説します。
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