フリーターは女性も就職して定職に就いた方が良いと思う理由

女性だからどうとか、男性だからこうだとか、そんな話は極力したくないんですが・・・

これはあくまで私の体感に過ぎませんが、女性は男性に対して「定職に就かなければならない」という意識を持っている人が少ないように感じます

特に私のような低学歴で低所得者層だとバイトでも正社員でも給料にそれほど大きな違いはないですし、それに加えて女性だと「結婚すればいいじゃん?」っていうのもあるせいか、就職する気が起きないのかもしれません。

自分が女だったらそう思ってるかも…?

でもその考え方って危ういと思うんですよ。

それには大きく理由が3つあって、まず一つは結婚しても上手くいかない可能性がはらんでいること、もう一つは結婚しても働かなければならない可能性が高いということ、三つめはそもそも結婚が出来ない可能性もあるということです。

目次

経済力がないと離婚出来ない

定職に就かず一生フリーターでいるということは男性であっても女性であっても経済的に非常に貧しい生活を死ぬまで送るということです。

しかし日本では女性の場合、結婚して主婦になってしてしまえば定職に就かなくても問題ないような空気がありますよね。

男性の場合そうもいかず、結婚を考えるのなら逆に定職に就かないと世間の目は冷たいです。このあたり「男らしさ」とか「女らしさ」とか古い価値観はまだまだ健在ですよね。

というジェンダーの話はおいといて・・・

確かに今の日本では女性は結婚さえしてしまえば一生非正規雇用でも誰も変には思わないし、「将来どうするの?」なんて心配されることもありません。

だから女性の中には、「定職に就けなくても結婚すればいいじゃない」と思っている人も少なくないです。

でもこの考え方で仮に結婚出来て、夫の収入で経済的に余裕のある生活が出来たとしても一つ問題があります。

それは「離婚が出来ないこと」です。

この「離婚が出来ない」というのは実は結構問題です。

自分が良かれと思って結婚した人が結婚してみるとすごいしんどい人だったり、酒ばかり飲むようになったり、浮気性だったりしても経済的に自立できない女性は別れることが出来ないんです。

「離婚したいけど離婚出来ない」

という人は多いです。

看護師の離婚率は高い

看護師は離婚率が非常に高いと昔から言われていて、離婚率は3分の1以上にも及ぶそうです。

看護師の離婚とその後の働き方

何故ここまで離婚率が高いのかというと、看護師はそもそも女性が中心の職場なので子育てしながら働きやすい環境が整っていることが多いというのもありますが最大の理由は経済力があるからです。

看護師の平均年収は450万円を軽く上回っており、産業全体の平均年収よりも多いです。

そのため会社で働く夫より病院で看護師をする妻の方が収入が高い世帯も少なくありません。

看護師は非正規雇用でも時給2,000円以上は軽く場合がほとんどで、業界全体が人手不足で仕事に困ることもありません。

看護師は経済的に余裕があり、託児所を設置している病院も少なくないので子育てしながら働くことが出来ます。

そうなると別に無理して夫と結婚生活を続ける必要はなくなります。

「離婚しても大丈夫、問題ない」

という経済力のある看護師の離婚率を見れば離婚したくても出来ない女性がどれだけ多いかわかりますよね。

結婚しても働かなければならない

年々賃金が下がっている現代の会社員の給料では専業主婦なんて夢のような存在です。

2013年の時点で専業主婦の割合は約38%程度、年代別の統計を見つけることはできませんでしたがおそらく大部分が40歳以上の中高年世代を占めるでしょう。

共働き増、専業主婦消える? 男性の働き方次第

あなたの周りの人はどうでしょうか。

専業主婦の友人はどれくらいいるでしょうか。

よほど収入の良い男性と結婚出来れば専業主婦になれるかもしれません。

しかし年収400万円以下の男性と結婚してしまった場合共働きは避けて通れません。

その際ずっと非正規雇用で働いてきた人と正社員として働いてきた人では当然収入に大きな差が出てきます。

子育てや育児で一時離れた場合でも正社員経験があれば非正規雇用でも高い需給の仕事で雇われやすいです。

そもそも結婚出来ない可能性もあります

一番ツライというか、最悪なケースは結婚出来ない場合です。

フリーターの女性は自分が経済力がないせいで男性を選び過ぎてしまうため結婚出来ないケースが多々あります。

自分に経済力があれば結婚相手の収入はそれほど重要視する必要はありませんが自分に経済力がない場合、出来る限り年収の高い人と結婚したいですよね。

年収300万円台で将来性もない相手だと確実に自分もフルタイムで働かなければならないので出来るだけ避けたい。だから年収最低500万とか600万とか欲しいと思ってしまう。

だけど女性が結婚したいと思える容姿と雰囲気を持っている年収500万円の男性は間違いなくモテますよね。

自分の容姿に自信があって、たくさんの男性からアプローチされるレベルの女性ならばそういう男性と結婚出来るかもしれませんがそうでない場合、多くの女性が結婚したいと思える男性と結婚するのは現実的に厳しいものがあります。そもそもそんな男性と出会える機会も少ないですしね。

まとめ

女性は結婚があるから定職に就かなくても大丈夫。

という考え方は自分の人生を他人に委ねているようなものです。

そういう相手が見つからない可能性もありますし、仮に見つかったとしても結婚相手が良い男性で居続けてくれるとは限りません。

自分の身は自分で守るしかないんですよ。

著者プロフィール

ニックネーム:吉本ひろうみ

記事のライティング、運営管理担当。

高知県出身。
フリーター5年、プロバイダ販売、電気通信事業者の営業を経てインターネット広告業界に参入。
副業で取り組んだ後に独立。インターネット広告を6年、現在は起業しサブスク事業などをやってます。

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