実際に自分も就活を体験する中で、いろんな情報を見聞きしてきました。
転職するにあたって、転職アドバイザーの方に多くのアドバイスをいただいてきました。
就活の不安やプレッシャーで気分が落ち込みがちの時に、「何社も受けてるけど全然面接通過しません・・・どうしたら面接で受かるんでしょうか・・・?」と聞いたことがあります。
その時に言われたのは、
「こうすれば100%受かるという必勝法はないけれど、こういうことは絶対やってはいけないというNG項目ならある」
ということです。
企業は日々多くの人を書類選考し、面接を行っています。
それが大企業ともなれば膨大な人数です。
だから、ある程度の足切りラインがあり、「これをやった時点でほぼ不採用」となる項目があります。
相手は面接のプロです。曲がりなりにも人事を担当しているわけですから、人を見る目があります。
社会人として最低限のことができていなければ、仮に他の部分がまともだとしても、「この人はウチとは合わないな」と判断されて、不採用通知をもらうことになります。
「そんなこと言われても、NG項目なんてわからない」というあなた、ご安心ください。
そんなに難しいものではなく、一般的な社会人としてのマナーをちゃんとわきまえるだけで十分なんです。
ということで、この記事では、まず面接に向かう以前の、履歴書で絶対やってはいけないことをご紹介します。
就職試験の本番は面接だから、履歴書はとりあえず当たり障りのないことを書いておけばいいだろうと、履歴書のことを軽んじてしまう人が実は結構います。
ですがもちろんそんなことはなく、履歴書による書類選考こそが、就職試験のスタートです。
ここで「この人はダメだな」と思われてしまったら、面接にすらこぎつくことができません。
そうならないためにも、意識をしてちゃんとした履歴書作りを目指していきましょう。
あなたの履歴書は大丈夫ですか?
既卒でも新卒でもこういう人は絶対採用されない ~履歴書編~
①履歴書の写真がプリクラ、または私服
冗談かと思われるかもしれませんが、本当にいます。
履歴書というのはあなたの顔であり、あなたがどういう人物かを簡潔に示すものです。
たとえ写真を貼る位置のサイズがぴったりだとしても、プリクラは厳禁です。
そして、服装は必ずスーツをきちっと着用しましょう。
私服やラフな格好だと、どうしてもだらしない印象を与えてしまいます。
②誤字を修正液・修正テープで消している
履歴書はあなたが面接を受けたい会社に提出する、正式なビジネスの書類です。
ですから、誤字脱字1つあってはいけません。
たまに丁寧に二重線で消して訂正印を押す人もいますが、それもNGです。
そもそも履歴書に何かしらのミスがあるということ自体が、相手に「この人は仕事でもミスをしそうだ」と思わせかねないのです。
もったいない気持ちはわかりますが、少しでも書き損じがあれば、必ず新しい用紙に記入しましょう。
③言葉があいまい
「やる気がある」
「豊富な経験がある」
「クリエイティブだ」
などなど、ボンヤリとした曖昧な言葉を志望動機に書く人がいます。
気持ちはわからないでもないですが、読む側は「え、どういうこと?」とツッコミを入れたくなってしまいます。
やる気があるから具体的にどんな行動をしたのか、どんな豊富な経験をしたのか、クリエイティブな力をどのように発揮したのか、エピソードも交えて書いておかないと、採用担当者の興味を引くことはないでしょう。それっぽい言葉をなんとなく並べるのは、まるで中身がスカスカのピーマンのようなものです。気をつけてください。
④明らかに使い回し
会社によっては、採用試験で不採用になった場合、履歴書を本人に送り返す場合があります。
最もひどいのは、その履歴書をそのまま次の会社に送る人です。
書き直す手間の削減かもしれませんが、絶対にやってはいけません。
使い回すということは当然自己PRは志望動機なんかも、その会社に特に宛てたものではなく、一般的で当たり障りのないものでしょう。
企業からすればそんなものはひと目でわかります。
あるいは記入の日付がけっこう前になっていたり、紙にシワがついていたり。
「これぐらい別に大丈夫だろう」と思う部分も、採用担当者はちゃんと見ています。
その他:絶対履歴書に書いてはいけない言葉たち
この他に、履歴書に書いてはいけないNGな言葉があります。
「御社の安定性に惹かれたので」
「未経験の業種なので自信はありませんが・・・」
「御社で勉強させて頂きたいと思います」
「一生懸命頑張りたいです」
「接客業が好きなので御社を選びました」
「家から近いので通勤がしやすい」
なぜこれらがNGなのかというと、全て自分目線だからです。
就職というのは、言葉を変えて言うなら、相手の会社に自分の労働力を売るということです。
そして、相手にとって「あなたを採用するメリット」がなければ採用はされません。
だから、履歴書や面接の場では、いかにあなたがその会社にとってふさわしいか、メリットがあるかということを表現すべきです。
自分自身という商品をプレゼンする場でもあるんです。
そこにおいて、上に挙げた言葉は、どれも自分の権利や思いが先行しています。
「一生懸命頑張ります」「精一杯努力します」と熱意をアピールする人はいますが、精一杯頑張るのは言われなくても当たり前のことなので、わざわざ書く必要はないでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
「履歴書で絶対にやってはいけないNG項目」を解説してきましたが、あなたは大丈夫でしたか。
正直、自分は過去にこういうことを書いてしまった経験があります笑
履歴書は自分をアピールできるせっかくのチャンスなので、適当に考えず、
よく内容を吟味して書いていきましょう。
今日の内容に気をつけるだけで、周りの応募者に少し差をつけることができるかもしれません。
がんばっていきましょう!
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