30代で年収500万円は高い?低い?数字を使ってわかりやすくまとめます

サラリーマンの人にとっては年収500万というのは、一つの壁でしょう。

年収500万の人は全体の9%のみで、かなりの少数です。

例えば、30代の人は年収500万の場合、高い方になるのでしょうか?

そこで本ページでは、30代で年収500万あると高いのか低いのかについて解説します。

結論からいうと、30代で年収500万はやや高いです。

目次

30代で年収500万円はやや高い

求人情報・転職サイトdoda(デューダ)によると、dodaエージェントサービスに登録した約27万人のデータを元にした平均年収ランキングの結果として、30代の平均年収(男性)は484万円という結果でした。

企業の規模などによっても差があるのはもちろんのこと、業種や業界によっても大きく給料水準は異なります。

サービス業や飲食業などでは平均年収(男性)が300万円台後半というデータ結果もあり、全体的な平均年収よりも少ない状況です。

30代の年収500万円の仕事とは?

30代で年収50万円というのは相対的に見ても平均的であると推測されます。

では、そのような年収500万円台の人はどのような仕事に就いているのでしょうか?

30代で年収500万円の仕事について主なものを見ていきましょう。

大企業の正社員

リクナビNEXTジャーナルの調べによれば、リクナビNEXTの会員登録者のうち年収500万円台のうち、約44%が1,000人以上の大企業に勤めているという結果が出ました。

さらに雇用形態で見てみると、約95%が正規雇用者ということなのです。

ベンチャー企業や中小企業などがすべて年収が少ないかといえばそうではありません。ベンチャー企業などは特に年収が高い企業もたくさんあるでしょう。

しかしながら安定して着実に年収がアップしていき、30代にして年収500万円台を迎えることができるのは、大企業で正社員勤務をしている人が多いということなのでしょう。

特別なスキルを要する専門職

専門職とは、他の人にとって代わることが容易にできない特殊なスキルが必要な職種だといえ、希少価値もあり年収も高くなることが想像できます。

企業としても優秀な人材が他社への流れてしまうのを防ぐためにも、専門職に対して年収を引き上げている場合もあるでしょう。

看護師や薬剤師、建築士など国家資格だと給料は高くなるでしょう。

給料水準の高い業界

業界によっても給料水準は異なってきます。特に給料が比較的高めなのは金融・医療・メーカーなどがあげられます。

これらは大手のみなどある一部の企業が給料が高いというわけではなく、業界全体的な水準として給料が高い傾向にあるといえるでしょう。

30代で年収500万になるためには?

年収500万円台の人の特徴は以上のようなものが主になりますが、実際30代で年収500万円を目指すにはどうしたらいいのでしょうか?

具体的な方法を見ていきましょう。

出世して役職に就く

NIKKEI STYLEによれば、昇給よりも昇格(出世)を目指す方が年収アップにつながるといえそうです。

出世して役職手当がつくことにより、年収も大幅にアップします。課長になれば一般社員の約100万年収がアップするとも言われ、出世が年収に大きく影響するのは間違いがない事実でしょう。

しかしながら出世レースに勝つ必要があり、これが非常に難しい・そう簡単にはいかない場合も多いです。

また出世によって多忙になり、責任が重くなる可能性も必至です。

副業で地道に稼ぐ

会社員として仕事をすること以外に副収入が得られる副業を持つことです。

現在では、政府の推進する「働き方改革」に伴い企業自体が副業を推進する動きも加速しつつあります。

副業の種類としては、株式やネットビジネス・転売などさまざまであり、自分の手の空いたスキマ時間を利用して仕事をすることができるのも魅力的です。

しかしながら副業は必ずしも成功する=収入が得られるとは限りません。

時間を浪費するもののなかなか身にならない、もしくは時間だけが無駄になってしまう可能性もないわけではなく、多少のリスクを伴います。

毎日の仕事に疲れて帰ってきて、その後さらに自分を酷使することで余暇の時間がなくなってしまいストレスが生まれてしまう場合もあるので注意が必要です。

副業カテゴリへ

転職が一番無難か

今の給料がどれくらいかしっかり現状を把握したうえで、年収500万円以上を望める会社に転職することは、最も効率的な方法だといえるでしょう。

30代ともなればある程度の社会人スキルを積んでいる状態であり、能力も高まってきているため企業のニーズに合えば転職もスムーズに決まる可能性もあります。

企業の求める人材とマッチすることで年収アップもすんなりと叶う可能性も高いです。

しかし、転職=必ず今よりも年収アップというわけではないため、転職先についての知識をしっかり身につけておくことが重要になるでしょう。

まとめ

一昔前では、年収500万円を越えるということは30代であれば平均的な年収であった時代もありましたが、今はそうではなくなってきています。

年収500万円というのは多い金額だといえるでしょう。

厚生労働省による2002年と2016年の調査では、平均年収が約50万円下がってきているという結果も出ています。

今後も年収500万円は大きな一つの壁となるのは変わりないでしょう。

年収500万に到達したい人は「出世する」「副業する」「転職する」のどれかの方法を使ってみましょう。

オススメは、もっとも効率的な「転職」ですね。

著者プロフィール

ニックネーム:吉本ひろうみ

記事のライティング、運営管理担当。

高知県出身。
フリーター5年、プロバイダ販売、電気通信事業者の営業を経てインターネット広告業界に参入。
副業で取り組んだ後に独立。インターネット広告を6年、現在は起業しサブスク事業などをやってます。

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