就職の面接で緊張してしまう人のための対処法

どんなに事前準備をしていても、どんなに模擬練習をしていても、いざ本番となるとどうしても緊張してしまいますよね。

中には緊張なんて言葉とは無縁な人もいるようですが、就職の面接時はだいたいの人が緊張すると思います。

私も例外ではなく面接時は緊張します。今はかなりましになりましたが二十歳くらいの若い時はものすごく緊張しました。それはもう記憶が曖昧になっちゃうくらいに。

よく『あがり症を治す方法』とか、『緊張しない心を作る方法』とかネットで怪しい商品が売られていたりするんですが、私は緊張しない方法なんかないと思っています。

まあそれくらい私も緊張しやすい性格なんですよね。朝礼どかで人前で話すのが完全に無理なタイプです。

というわけで今日は面接で緊張してしまう人のために、すごく緊張しやすい私が実践している対処法を書きます。

目次

緊張を和らげる5つの言葉

巷ではあがり症を治す方法とか緊張しない方法のような情報が出回っていますが、私はそんな方法はないと思っています。いや全部試したわけじゃないので完全に言い切ることはできませんが。

なので私は始めから「緊張はするものだ」と思って緊張しないように心掛けるのではなく、和らげるようにしています。その和らげる方法は次の5つの言葉を自分に言い聞かせるという方法です。

面接はみんな緊張するもの

二回目になりますが大事なことなんです。

「緊張はみんなするもんだ。自分もそうだし他の面接希望者、さらに面接官だって緊張している。」

そう思えば少し楽になりますよね?

緊張する原因は失敗してしまわないかという恐怖、不安からくるものです。

みんな緊張してみんなわけのわからないことを口走ってしまう。就職試験なんてそんなもんです。そう思えば別に自分の失敗なんて大したことないじゃないですか。

所詮面接だと思うこと

就職試験はここ一番の大勝負という気がしますが、所詮就職試験なんて長い人生の中で誰もが何度も経験するイベントの一つにすぎません。

だいたいの人が5回、10回、多い人だと50回以上面接をしているわけです。人生で1度あるかないかわからない大イベントに比べたらなんてことはないですよね。

所詮面接、されど面接。ビビる必要なんかないんです。

失敗して不採用になったって別にいいじゃないですか。誰に迷惑かけるわけでもないし何も変わりません。受ける前の状態に戻るだけです。

今日はお話をしに行くという気持ちで

面接は就職試験ということもあり、試されているという意識をしてしまうと身構えちゃいますよね。それが緊張に繋がります。学生時代に経験した人も多いと思いますが筆記試験でも緊張してしまうのはそれが原因です。

しかし面接は仕事を探している求職者と自社に適した人材を求めている企業とのマッチングのために行っています。つまり就職試験の面接は本来企業が応募者を精査するためだけでなく、私達求職者も自分が望む企業なのかを精査する場面のはずです。

お互い対等に話し合いをする場だと思うことで緊張はかなりほぐれます。

私はこれに気づいてから面接で緊張することは極端に減りました。しかし中には上下関係意識が強い面接官もいて、そういう人は非常にやりにくいです。まあそういう会社には入社したいと思わないので辞退しますが。

親戚のおじさんに会いに行く

これは某大手転職エージェントが出版していた本に書かれたものでかなり効果的だと思います。

面接をする相手の性別、年齢は当日になってないと分かりませんがだいたいが親戚のおじさんくらいの年齢であることが多いです。

一度もあったことない親戚のおじさんの家に行くことになった場合、緊張しますか?

少しするかもしれないけどそれほど身構えることもありませんよね。

それくらいの感覚で面接に臨むと良いです。面接官を親戚のおじさんと思えば緊張しないどころか自分の思った言葉がすらすら出てきます。

面接は失敗しないわけがないくらいに思う

面接って失敗しないわけがないんですよ。というか自分が伝えたいことが相手に上手く伝わらないことなんて日常的によくあることですし、初めて会った人同士が会話して話が上手くかみ合わないって普通にあることなんですよね。

なので面接でそういうことが起こることは日常茶飯事ですし、むしろスムーズに進み過ぎるのは逆に興味を持たれていない可能性が高いので逆に問題です。

詰まって当たり前、スムーズに行かなくて当たり前。

話に詰まった時、日常会話でどうしますか?

適当に濁しますよね。面接だと完全にアウトな感じですが答えに困る質問って絶対出てくるもんなんですよ。その時の適当な濁し方もコミュニケーション能力を試されているわけなんです。

「変な質問きたらどうしよう?」

「答えられなかったらどうしよう?」

そんなこと考えるだけ無駄です。自然体で挑みましょう。

まとめ

ここまで読んで頂いた人にはもうお分かりかと思いますが、面接って必要以上に用意して失敗すまいとすればするほど返って緊張してしまいます。

緊張を和らげる方法として事前準備をしっかりしていくというのは大事なことですが、基本的には自然体で親戚のおじさんの家に挨拶に行くくらいの感覚で挑むと良いです。

といっても緊張を完全になくすことはできません。というかむしろ少しくらい緊張していた方がいいんですよ。

企業側としても緊張感のない面接希望者なんてちょっと普通じゃない感じがして採用は避けると思いますから。

著者プロフィール

ニックネーム:吉本ひろうみ

記事のライティング、運営管理担当。

高知県出身。
フリーター5年、プロバイダ販売、電気通信事業者の営業を経てインターネット広告業界に参入。
副業で取り組んだ後に独立。インターネット広告を6年、現在は起業しサブスク事業などをやってます。

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