学校を卒業して採用された会社になんとなく就職したけど仕事に面白さややりがいを感じず退職してフリーターをやっているという人は多いと思います。
私もその一人で高校を出て二社ほど正社員として働きましたが特にやりがいも感じられず二社とも2年足らずで退職しそこから5年くらいフリーターをやっていました。
正社員で働いていた時に思ったことはやっぱりある程度自分が好きな分野、興味のある分野、やりがいを感じる仕事をしないと続けるのがとても苦痛だということです。
なので次に正社員として働く時はそういう仕事に就いて長く働きたいと思ったんですが私は分のやりたいこと、好きなこととか時になかったんですよね。
私以外にもどうせ働くなら好きな分野の仕事をしたいという人は結構多いんじゃないかなと思います。
だけど好きなことが特にない、やりたいことが見つからないからとりあえずフリーターやっている。
私もそう感じて5年くらい好きな仕事、やりたい仕事を探しながらフリーターをしていました。結果今は割と好きな分野で働いています。
というわけで今日はフリーター時代に私が好きな仕事、やりたい仕事を見つけるために実践したことを書きます。
やりたい仕事がないのは当たり前?
世の中には学生時代から絵を描くことが好きでデザインの仕事をしていたり、動物が好きで動物園で働いていたり、車が好きで車の整備会社で働いているような「好きなこと」を始めから持っている人もいます。
しかし中にはこれといって仕事に結び付くような「好きなこと」がなかったり、あってもそれを仕事にしたいとは全く思わない、もしくは好きなことがあっても歌手や宇宙飛行士のようにとてもじゃないけどなれそうにもなくて仕事にしようとさえ思わない場合がほとんどだと思います。
始めから好きなことがあって、それを仕事にしてずっと続けている人なんてごく稀です。
仕事はやってみないと分からないという現実
例えば動物が好きで動物園に就職してもすぐに退職してしまうケースはよくあります。同じく絵が好きでデザイン会社に就職しても長く続けられるとは限りません。
何故なら自分の好きなことがすなわち好きな仕事であるとは限らないからです。
趣味で絵を描く時は自分が好きで描きたい絵を描くことが出来ますが、会社に就職して仕事として絵を描く時は会社が求めるもの、顧客が求めるものを作らなければなりません。
自分が好きなことが仕事としても好きになれるとは限らないわけです。
しかし、それは実際その仕事をやってみないと分からない部分でもあります。やりたいと思った分野に実際就職して働いてみて、やってみたらなんか違った。よくあることです。
やってみたら好きになる気ケースは多い
「やってみたらなんか違った」
ということも多いですが、逆にやってみたら案外面白くて好きになったというケースもよくあります。むしろ世の中の働く人の多くがこのパターンではないかと予想します。
学校を卒業してたまたま採用された会社に就職してそのまま居続けられるのは実際働いてみることでその仕事が好きになっていることが多いと思います。
そこで好きになれなかった人が私のように早期に退職してフリーターになってしまったりするわけですが。
何事もやってみないと分からないですね。
やりたいことをの見つけ方はいろんなことを経験してみること
二十歳過ぎの時に就職して30年、40年働くなら出来る限り自分のやりたい仕事をしたいとずっと思っていました。高校を卒業して就職した時にこの会社で数十年働くのは絶対嫌だと思ったからです。
しかし特にこれといってやりたい仕事とか、好きなことがなかったのでその頃からとりあえず面白そうだと思ったことは何でもやってみることにしました。
バイト、派遣で働いてみる
フリーターならすでにそうしているとは思いますがやっぱりその仕事を好きになれるかどうか、やりがいがあるかというのは実際働いてみないと分かりません。
そういう意味でバイトや派遣で働くことは貴重な経験だと思います。
私はスーパー長く働いていましたが就職して長く勤めても別にいいかなと思えるくらいにはスーパーの仕事は好きです。
特に派遣で働くと期間が短いので半ば強制的にいろんな仕事を経験することが出来ます。
そうやって働く中で自分が面白いと思った仕事があればそのまま就職する気で働いてもいいですし、派遣やバイトでも企業によったら正社員雇用の可能性も十分あります。
ボランティア、サークル活動をする
フリーターをやっていた頃はとにかく何かやりたいことを見つけたかったのでネット等でもいろいろ探してみました。
その時にたまたまボランティアの募集があり参加してみることにしました。毎年やっている町内の一斉清掃のようなものです。
SNSでそれに参加する人の募集を募っていた人が私と同じくらいで彼は消防士の仕事をしていました。それがきっかけで私は他にもボランティア活動をするようになります。
ボランティア活動をしている人やそこで出会う人はこれまで関わることの少なかった福祉関係の仕事の人が多く現場のいろんなお話を聞くことが出来ました。
いろんな人と出会うことでいろんな仕事を知ることが出来ます。
その中で興味のある分野が出来れば勉強するなり現場を見てみるなりするといいかもしれません。
資格本や今の仕事の関連本を読んでみる
それでも結局私は特にやりたいことが見つからなかったので私は今後需要が見込める専門職に就きたいと考えるようになり、資格大全のような本を読んだりしました。
資格のまとめ本は世の中の仕事がたくさん知れるのでやりたい仕事を見つけるのにかなり役に立ちます。
私の場合、やっぱりIT系に興味があったのでIT系の資格の本を読んだり勉強したりしました。
専門的なレベルの知識を身につけるほどとまでは行きませんでしたが、現在中小企業のネットワーク構築等をする会社で働いています。
まとめ
以上簡単にまとめると、
・やりたい仕事はなくて同然
・バイト、派遣等でとりあえずやってみる
・サークル活動等をして情報を集める
・資格大全を読む
という感じですね。
仕事は1日短くても8時間、週5日を40年間くらいするわけですから人生の大半は仕事に費やすことになります。
それを嫌々やるって本当にお先真っ暗ですね。
楽しくて仕方ないというわけには中々いかないかもしれませんが楽しい瞬間、やりがいのある瞬間を感じる仕事くらいには少し努力すれば誰でも就けます。
まずは好きなこと、やりたいことを見つけましょう。
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