フリーターよりはましかと思ってブラック企業だと分かってて入社してしまったり、入った企業が相当なブラック企業だったりするとお先真っ暗になりますよね。
連日ニュースで取り上げられているような目も当てられない労働環境までとはいかなくても、心身共に疲弊しきってしまうような会社は日本に無数に存在します。
そんなキツイ会社に入社してしまった場合、どうするべきか本当に悩みますよね。
「辞めたいけどすぐに辞めると履歴書に傷が・・・」
「この不景気簡単に再就職も出来ないし・・・」
「訴えて一泡吹かせたい!」
そう思います私も。
まずは一生懸命働いてみる
即辞める!
という選択肢もありますが、そこを堪えてまず頑張って働いてみることをオススメします。何でもそうなんですが何かに一生懸命没頭することで楽しさややりがいというものが生まれてくることはよくあります。
ブラックと言われる飲食業でも接客や調理の楽しさを感じることは出来ます。
そして何より好きでその仕事を選んで続けている人も中にはいるということを忘れてはいけません。
「あいつにも出来るなら俺にも出来る」
という考えを持つことはこれから仕事をしていく中でとれも大事なことです。
期間を決めて働こう
しかしそれでもこの仕事を一生続けるのかと思うとお先真っ暗になると思います。
なのでまず例えば一年間一生懸命やってみるとか、今年はやり遂げるといった感じで期間を設けてみましょう。
期間を決めることで気持ちがかなり楽になります。
「とりあえず修行だと思って一年間頑張ってやってみる」
その後やっぱりしんどいなら辞めたらいいですし、慣れてきて楽になっていればそれはそれで素晴らしいことです。
しかしよく言われる「石の上にも三年」を意識するとやっぱりしんどいと思います。だから悩むわけなんですよね。
長くて1年とか半年くらいになら頑張れそうじゃないですか。これくらいなら無理をしなくても頑張れると思う期間を設定するようにしましょう。
後先考えずに辞める
序盤は模範解答です。ここからが私の本音です。
正直なところ、私は本当にキツイと感じるブラック企業に入ってしまったら先のことなんか考えないでさっさと辞めちゃっていいと思っています。
というのも下手に我慢して働いて精神的なストレスでうつ病等になってしまうと本末転倒でしょ?
世の中にはそういう人がたくさんいます。
3年は働かないと再就職が厳しい?
出所が分からない通説ですが、一度就職した会社は最低3年間働かないと何の評価もされないし再就職は厳しいと言われています。
だけど実際そんなことないです。
確かに選択肢は狭まるかもしれません。ですが私は今年で29歳にもなるくせに3年間同じ会社で働いた経験は高校の時のアルバイトだけです。
高校を出て就職した会社を辞めて、その後正社員で働いた会社は二社。つまり少なくともその二社は同じ会社で働くことを3年間続けることが出来なかった私を採用しているということです。
他に書類選考、一次面接を通過した会社もあり(県外勤務だったため辞退した)、これらの経験からすぐに退社してしまうような根性のない人でも採用する会社はたくさんあるということがわかりました。
もちろん続けられるのであれば再就職を考えれば3年間続けた方が良いに決まってます。
しかし時間は命のようなモノです。しんどいだけだったその3年間は取り返すことは出来ませんし、それに耐えたからといって明るい将来が約束されているわけでもありません。
3年間は辞めないという選択が賢い選択だとは私には言いきれません。
未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ
ライブドアの創業者、ホリエモンこと堀江貴文氏が近畿大学で卒業生に送った言葉です。見たことない人は是非見てください。
ホリエモンはよく「刹那に生きろ」と言います。
これはアドラー心理学でも同じような言葉があり、終わってしまった過去のこと、ぼやっと見えそうな気がする将来のことに囚われて今を蔑ろにするのは無意味だと説いています。
昨日よりも明日よりも今が大事。今は今しかなく過ぎてしまうと取り返すことが出来ない。我慢の期間なんて必要ないんです。
ブラック企業に入社してしまっても気持ちを切り替えて「よしやるぞ!」と思えばやればいいし、「辞めたい」と思うなら辞めたらいいです。
「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ」
それが最善の選択です。
再就職は意外と見つかる
私のようなズタボロの経歴でも再就職が出来るわけですから20代ならよほどのことがない限り再就職出来ないなんてことはないと思います。
特に近年はフリーターや新卒で入社後すぐに退職してしまった第二新卒者向けの人材紹介会社があるくらいです。それらのサービスが成り立つということは多くの人が再就職に成功しているというわけなんですよね。
しんどい会社に就職してしまった人はひと思いに退職して人材紹介会社を利用するといいです。無料で利用出来ますしブラック企業かどうかの情報も入手しやすい。メリットは多いです。
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