アルバイトの面接で落ちるってとても恥ずかしい印象ですが、何を隠そう私も過去にアルバイトの面接で何度も落ちたことがあります。ちなみにコンビニで2回、スーパーで1回です。
バイトの面接で不採用になるとすごいヘコみますよね。私も高一の時に初めてアルバイトの面接に行って不採用だった時は相当ショックでした。まさか落ちるなんて・・・
でも大人になった今なら分かるんですがアルバイトの面接でも、普通に落ちますよね。
当たり前です。一人の採用枠に希望者が2人いたら片方は間違いなく不採用になるわけですから。何も恥ずべきことではないんです。
だけどやっぱり出来る限り採用率は高めたいですよね?
アルバイトの面接でも競争はありますが正規雇用ほど人は集まりませんし、何よりみんなアルバイトだと思って舐めて掛かるので少し真面目にやればだいたいが採用されます。
みんな真面目にやらないから少し真面目に頑張るだけで採用される確率はグッとあがります。
本ページでは舐めてかかってアルバイトの面接に落ちないように注意すべきこと等を書きます。
服装、身だしなみを整えよう
基本中の基本ですがバイトの面接で落ちてしまう大半の要因が身だしなみによるものです。
よく「アルバイトの面接にはスーツで行くべきか?」
という議論がなされますが、私は迷ったらスーツで行くべきだと思っています。私服で行っても良いですが、身だしなみをしっかり整えたビジネスカジュアルで挑みましょう。
高校生は学生服で、それ以上は基本的にスーツ、またはビジネスカジュアルを着ていきましょう。ただ夏場は上着を着てフルフォーマルで行く必要はないかと思います。さすがに暑苦しいですし、バイト先の採用担当者もそこまでは期待していません。
コンビニのアルバイトでもビジネスカジュアル以上を着て面接に挑むべきです。
コンビニのオーナーは大半が元サラリーマンですから面接にスーツで来るのは常識だと思っていることが多いです。
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頭髪もしっかり整える
スーツを着ると自然と指輪等のアクセサリーや靴等他の部分も整ってくると思います。
特に頭髪は第一印象を大きく左右するのでしっかり整えましょう。
中でも飲食系や接客をする仕事では前髪が目に掛かっていたり、えりあしが長すぎたりすると不採用になる可能性があります。
特に企業側としては社会人に対してはそういう細々した指摘をするのを極力避けたいので出来る限り普通の常識のある人を採用したいです。
ガッツリスポーツ刈りにとは言いませんが、清潔感のある髪型で臨みましょう。
訪問時の振る舞いに気を配ろう
身だしなみが整ったらいざ訪問となります。その際に注意したい振る舞い等を少し紹介します。とても常識的なことですが誰かが教えてくれるわけではないので少しは参考になるかもしれません。
履歴書を持参する時は鞄に入れる
正社員の募集と違ってバイト、パートくらいだと書類選考がないので履歴書を持参することになります。
その際は必ず鞄に入れて持っていくようにしましょう。
女性なら当たり前すぎて鞄を持っていかないなんて逆にあり得ないと思うかもしれませんが男性の多くは鞄を持ち歩いたりしません。私もプライベートで鞄を持ち歩くことは少ないです。
なので男性が結構やってしまいがちなんですが、重要書類を鞄に入れて持ち運ばないのは非常識な行為と思われてしまうので必ず鞄に入れて持参しましょう。
後、割とバイトだからと言って履歴書に写真を貼らない人がいますがこれも論外です。多くの会社では採用した人の履歴書は管理用に保管しているので、その際履歴書に一人だけ写真がないのは問題となります。
誰に声を掛けるか迷った時は
小さいオフィスや受付がある会社に面接に行く時は迷いませんが、小売店や飲食店等は「面接に来ました」って誰に伝えたらいいのか少し迷っちゃいますよね。
その際は原則普通のお客さんの問い合わせ窓口となる人に声を掛けるようにしましょう。
スーパーや量販店等ならサービスカウンター、インフォメーションコーナー等。サービスカウンターがない規模の小売店(コンビニ等)ならレジ、飲食店なら店内入り口のスタッフ等です。
ここで忙しそうに作業している人や話しかけるべきじゃないタイミングで話しかけると、人間性を少し疑われてしまいます。候補者が数人いる場合は除外されてしまう恐れもあるので注意しましょう。
バイトの面接で注意すること
ここからはバイトの面接時の対応方法についてまとめます。
バイトの面接は基本的には「雰囲気がまともな人」であれば、それ以上のことを求められることはありません。
後はシンプルに、
- 仕事をこなせるスキルがあるかどうか
- 勤務時間、日数など融通が利くか
の2点のみで考えられます。
バイトの面接は試されていない
面接時の振る舞い全般についてですが、アルバイトの面接は正社員と違って応募者のコミュニケーション能力や適正能力を試すようなことは基本的にしません。
アルバイトの面接の目的は単純に常識のある人かどうかの確認と時間及び休日の調整が利くかどうかの確認です。
なので何も緊張する必要はなく、面接担当者の問いに素直に答えていけばいいだけです。
もちろん休日や時間の優遇が利く人の方が採用されやすいですし逆に融通が利かない人は採用されにくいです。ただそれだけです。
バイトの志望動機はどうするべき?
バイトでも志望動機を聞かれることがたまにあります。
これは結構困っちゃいますよね。
でも、バイトの志望動機は正社員の面接のように「その仕事がやりたい」、「その会社に入社したい」というようなアピールを無理にする必要はありません。
「家が近いから融通が利きやすい」
「過去に似た仕事の経験がある」
「将来この業種への就職を考えている」
のような実際自分が志願する本当の理由を伝えればだいたい問題ないです。
ただ、「時給が良いから」のような給料面での動機は避けた方が無難です。日本の中高年はそういう「お金のため」みたいなものを全面的に出されると嫌悪感を感じやすい人が多いです。
バイトで落ちてしまう要因
最後にバイトで不採用になってしまう要因について箇条書きでまとめます。
私自身、アルバイトを雇う側の人間になり、実際に面接をして仕方なく落としてしまった経験もあります。
面接に着た人を不採用にしてしまう理由は主に以下に集約されます。
- 時間、日数、曜日など希望と合わない
- 仕事に必要なスキルを持っていない(可能性を感じる)
- 見た目や態度が非常識(敬語が使えないなど)
- 勤務場所までの距離が遠い
- すぐに辞めることが決まっている(次の仕事が決まれば辞める予定など)
例えば1人の採用枠に2人応募があった際に、どちらかを不採用にするわけですが、上記を総合的に見て採用する方を選ぶイメージです。
すごくわかりやすい例を上げると、交通費が安いことが決め手になる、というような場合もあります。
まとめ
以上をまとめると、
・たとえバイトの面接でもスーツで臨む
・頭髪を整える。前髪伸ばし過ぎに気を付ける
・鞄を必ず持参する
・問い合わせすべき対応中でない人に声を掛ける
・面接時は緊張せず淡々と質問に応えよう
バイトの面接は普通で受かります。企業が普通を求めているからです。
面接に遅刻する、履歴書の写真を貼らない、志望動機を書かない等の常識外れのことをしなければだいたい受かります。
中々受からないという人はまずは普通のサラリーマンを意識してみましょう。
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