世の中の20代の人はどれぐらいの年収なのでしょうか?
実は20代の平均年収は354万円です。
しかし、平均を超えて大きく稼いでいる人もいます。
例えば20代で年収500万円の人はどんな仕事をしているのでしょうか。
そこで本ページでは、20代で年収500万円ある人はどんな人?どうすればなれるのかについて説明します。
20代で年収500万円ある人の特徴とは?
年収500万円というとどういうイメージがありますか?
もしも20代で年収500万円あると聞くと、すごく多いと感じる方が大半なのではないでしょうか。
20代で年収500万円あるという人は、どういう特徴があるのか見ていきましょう。
大企業の正社員が一般的
リクナビNEXTジャーナルの調査によれば、リクナビNEXTの会員登録者のうち年収500万円台の人は全体の約9%、その中の約44%が1,000人以上の大企業に勤めているという結果が出ました。
さらに雇用形態で見てみると、年収500万円台の人の約95%が正規雇用者でした。
つまりは、相対的に大企業の正社員である人が、年収500万円台である場合が多いということです。
非正規雇用者で年収500万円ある人の場合、専門的な職種であるなど特化したスキルを活かして働いている人がほとんどで、一般的な仕事内容において非正規雇用であれば「年収500万円」というのは非現実的なハードルだと言わざるを得ないでしょう。
難易度の高い技術職、専門職
上記でもあげましたが、スキルを活かした専門職は相対的に年収が高い傾向にあるでしょう。
中でも国家資格として認められている資格(薬剤師や正看護師など)は、正規雇用・非正規雇用に関わらず他の職種に比べても収入が高いのはよく知られています。
しかしながら医療職でも、介護職や理学療法士などは高年収とはいえないため、医療業界でも年収はさまざまだといえるでしょう。
また、ITに関連する専門職も年収が高い傾向があります。IT系は、IT系企業だけでなくその他の企業においても今ではシステム専門部署があるのが常識であり、需要があります。
ITエンジニアなどは通常のPCスキル以上の特殊な専門知識があることで、年収にも大きく影響しています。
歩合制の営業
営業職も平均年収が高い人が多いですが、営業の場合は上位と下位の差が最も大きい職種だともいえます。
一般的な営業職だとそれほど目立った高年収ではない場合があり、年収500万円上のレベルになると、多くの場合歩合制の営業職であるといえるでしょう。
例えば製薬会社の営業や、保険・金融、住宅の営業などは歩合制であることが多いです。
外資系などは特に歩合制が多く見受けられます。歩合制のいいところは、頑張れば頑張った分、年収に反映されるということ。
成果があった分だけ給料がアップすることになるので、やる気とモチベーションの維持によって大幅な年収アップの可能性も秘めています。
20代で年収500万円を貰うには?
上記では20代で年収500万円あるという人の特徴を説明しました。
20代で年収500万を超えている人は少数で、ハードルの高いものです。
では、20代で年収500万円未満の人が「年収500万超えたい」と思ったら、どうすればいいのでしょうか?
下記では、20代で年収500万を超えるための具体的な方法について説明します。
今の会社で出世して年収500万円を得るのは難しい
会社員として勤め、給料をアップさせていくためにまず必要なのはその会社で出世していくことでしょう。
出世することによって段階的に役職がつくことになります。結果として役職手当が支給され、給料に上乗せされます。
しかしながら、20代で出世し、役職手当をもらうのにはハードルが高く可能性としては厳しい場合もあるでしょう。すでに勤務年数の長い社員がいたり、多少年功序列の考えが残っていたりする企業であればなおさらです。
また、出世することによって多忙を極め、責任もおのずと増していくことになるでしょう。それをデメリットに感じる恐れもあるかもしれません。
給料が高い会社、業種に転職するしかない
今勤めている会社よりも基本的な給料が高く、年収500万円を期待できるような仕事・企業に転職するという方法です。
業界でいえば、上記にあげたようにメディカル・金融・メーカーなどがおすすめだといえるでしょう。
特に20代の場合、未経験であっても将来的に勤続年数を重ねることで会社になくてはならない人材となる可能性も秘めているため、採用される可能性もあるでしょう。
未経験でも若さを売りに転職できるチャンスは多いといえます。
成果報酬型の仕事をする
成果報酬型とは歩合制と同じく、仕事で成果を上げた分だけ、給料に反映される(給料がアップしていく)給与体系です。
そのような仕事をすることで、現在よりも大幅な給料アップを見込めます。外資系の保険営業などがわかりやすい例のひとつです。
成果報酬型は多少のリスクを感じる場合もありますが、資格を取得するなどして自分の力を高め、成果を上げることでモチベーションをさらに向上させることができます。
収入に見合わない仕事をしながら毎日やる気がそがれているようなことだと、どんなことに対してもやる気を失ってしまうでしょう。
成果報酬型の仕事は成果を上げれば年収にも反映されるため、前向きな仕事ができるともいえます。
20代で年収500万ある人はかなりの少数
リクナビNEXTジャーナルの調査によれば、年収500万円ある人のうち30代が最も多く(46%)、20代は27%のみとなっています。
そもそも年収500万ある人は全体の9%しかいないということもあり、かなりの少数であることがわかります。
現実的には20代で年収500万円の壁というのは非常に高いといえるでしょう。
しかしゼロではないということも事実です。自分自身の現実と向き合いながら、将来的なことも考えながら仕事についてよく考えてみてはいかがでしょうか?
まとめ
20代で年収500万ある人は全体の9%であり、とても少数です。
具体的には「大企業の正社員、専門職、歩合制の営業」などが、年収500万オーバーです。
もし20代で年収500万を突破したいという人がいれば、下記の方法がいいでしょう。
- 今の会社で出世する
- 給料が高い会社に転職する
- 成果報酬型の仕事をする
今回紹介した方法を使って、年収500万を目指してはいかがでしょうか?
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