正社員で働くってまじ大変ですね。
そりゃあまあ職種にもよると思いますが、3年目にしてドロップアウトしたくってたまりません。つまりさっさと辞めたい・・・
私が今の会社に就職したのは26歳の時で、仕事は電気関係の営業職です。ちなみに電気工事の資格や経験は一切なく今も手探り状態で働いています。
それまでは正社員で働いていたこともありましたが基本的にフリーター生活が長く直近の経歴は相当酷かったと思います。よく採用したねって本当に自分でも思います。
今の仕事はいわゆる平均的なサラリーマンというやつで、基本的に土日祝、お盆や年末は休みでボーナスも年に2回あるしまあ悪くない条件で働かせて頂いております。
多少ブラックなところもありますが、それでも現代の日本人の労働環境を見るとまあ悪くない条件だと思っています。
だけど辞めたい。
正直会社員ってキツイよね。そんなお話です。
正社員で働くということ
もちろん職場や業種等にもよるので一概に正社員はこういうものだということは言いきれませんが、少なくともアルバイト等の非正規雇用と比べて責任が掛かります。
従業員が数百人以上いる大企業はどうか分かりませんが、私が勤めるような中小企業の場合従業員の一人あたりの負担も大きく、なんというか会社との距離がすごく近いんですよね。
特に私は営業職なので私の仕事具合によって経営が左右されるというほどではありませんが、少なくとも部署全体の売り上げに大きい影響を与えてしまうわけです。
これは結構なストレスです。
会社は家族
これは昔から感じることなんですが、終身雇用、年功序列が根付いている日本企業は家族のような感じです。
正社員で働くとその家族の一員になるということで、上司が父、先輩は兄、後輩は弟のような感じになります。普通会社は一生付き合うことが基本であると古い人は思っているので社長や役員と飲み会等で話すとより一層そう感じさせられます。
でも私を含め、最近の若年層でそういう風に考える人って少ないと思うんですよね。
会社なんて所詮生活の一部でしかありませんし、お金が欲しいからそこに居るわけです。
それ以外の付き合い(飲み会や休みでの付き合い)なんて極力したくありませんしはっきり言ってキモイです。
共に会社を育てるための人
非正規雇用者はどちらかというと会社を効率よく回すための道具にすぎません。事業の一部の部品だったり、穴埋めという位置づけです。
しかし正社員で働くということはその事業、会社を作っていく一部であるとみなされます。
特に役員となると経営者側になるイメージ。実際役員達はそう思っています。
そして大企業はともかく、中小企業では雇っている正社員全員に将来出世して役員になって後を継いでもらいたいと思っているので、私のような平社員相手に「もっと上を目指せ」と促してきます。
私は正直出世とか興味ないし昇給、ボーナスなんてどうでもいいので内心「頑張りたくないんだよ」と思っていますが、
「正社員で働くということはそういうこと」
と内心諦めています。なのでさっさと辞めたいw
今の時代道はいくらでもある
ここ最近激しく思うことなんですが、サラリーマンになって毎日同じ時間に出社して働くのが当たり前ってのはだんだん終わりつつあるんじゃないかなあと思います。
というか始めからそんなの幻想にすぎないと思っています。
私達は親や学校に、
「一生懸命勉強して、いい学校に入っていい会社に就職しなさい」
と習ってきました。
そのせいか、お金を稼ぐ手段、生活をする手段は会社に就職する以外の方法を知りません。
しかし実際世の中には会社で働く以外で収入を得ている人もたくさんいます。
農業だったり漁業だったり、ネットで稼いでたりアマゾンでモノ売って稼いでたり、株で生活している人なんかもたくさんいます。
ネットや株で稼ぐことはそれなりに知識も必要ですし簡単に出来ることではないかもしれません。
しかし農業や漁業は人手不足、後継者不足と言われている業界なので縁さえあれば誰でも入れます。実は私の同僚も脱サラして身内の農業の手伝いをする予定です。
もちろん決して楽だとは思いませんし、むしろすげーキツイ印象しかありませんが会社員が性に合わなくて農業をやっているって人は結構多いと思います。
会社員が割に合わない時代?
インターネットが普及しグローバル化、多様化が本格的に始まった現代では、サラリーマンとして会社で勤務するのがとてもしんどい時代になったと思っています。
何故ならIT化、情報化社会を突き詰めていくと会社員の多くは必要がなくなるからです。
まだ携帯電話がなかった時代、どこの会社にも電話番がいました。今でもお役所関係の大きめの施設には電話交換手がいるところもありますが。
パソコンがない時代には資料整理係がいて、営業の希望する資料の出し入れを行う事務員さんがいたらしいです。
今では小さな事務所には事務員さんは一人しかおらず、事務作業はすべて一人で行っているところは多いです。
しかし今後、更にIT化が進むと資料はほぼ電子化されるため整理する必要はありませんし、自動で請求書がクラウドで送付され勤怠管理や給与計算もアウトソーシングしてしまえば事務員は必要なくなります。
私はそういった業務効率化のITソリューション等を手掛けることもあるため、社員の権利(仕事)がITに奪われつつあることをひしひしと感じています。
あえて渋滞に並ぶ必要はない
会社員というのは誰もが知っている分かりやすい道です。誰もが知っている道は渋滞が起きやすいです。
会社ではみんな一つ上のポストが開くのを今か今かと待っているのが現状です。
でも、生き方ってきっとそれ以外にもたくさんあると思うんですよ。先に上げたの農業なんかもその一つです。
農業一本で生活するのはキツイ。だったら適当に空いた数時間のバイトするのもいいでしょうし、安い物件に住むとかして極限まで生活水準を落とすっていう手もあります。
私は正社員として働く前、正社員で働く会社はこれで最後にしようと思って今の会社に入社しました。
やってみて、長くやれそうならやるけど、ダメなら別の道(正社員で働く以外の道)を考えようと思いました。
結果、やっぱダメですね。後30年以上も今の会社でいるなんて考えたらゾッとしますw
人生一度きりですからね。
好き勝手やりたいってのが本音です。歳取っても、結婚してもその考えは変わりませんでした。
でも今の時代、私みたいな人いっぱいいるんじゃないかなあ。
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