無資格で低収入の人が年収アップ転職にオススメな職種

特にやりたいことが見つからないまま学校を卒業したまたま内定をもらった会社に就職したものの、同級の友人と比べて給料が低かったり、同じ職場で働く先輩の給料が低かったりして将来収入が上がるか不安に思う人は多いと思います。

大手転職サイト、dodaによると2019年9月~2020年8月の会社員の平均収入は409万円とされています。

年代別で見ると、

  • 20代で348万
  • 30代で444万
  • 40代で510万
  • 50代で613万

となっています。

日本の給料体制は年功序列が基本なので年齢が上がれば上がるほど平均収入も増えていくわけですが、注目すべきなのは年齢を重ねれば重ねるほど格差が拡がるところです。

20代のうちは全体的に収入が少なく約7割が400万以下となっていますが、40代だと300万円未満の割合と1000万以上の割合が同じ割合になっており50代だと1000万以上が突き抜けて最も多くなっているという少し驚きのデータとなっています。

詳細を知りたい方はこちらをご参照ください。

目次

負け組と勝ち組

2007年小泉政権の政策によってますます格差が大きく拡がり、小泉首相の「格差があって何が悪い」という発言は記憶に新しいと思います。

その後日本はどんどん格差が拡がり生涯年収300万以下、いわゆる負け組となってしまう人が増加していくことが予想されています。

そしてその勝ち負けを決めるのは会社員である以上9割以上が会社に依存するわけで、年収300万円前後の低賃金の会社に入社してしまった人は転職しないと一生生活苦を強いられます。

しかし逆に年収が300万以下の底辺の会社にいる人は転職によってこれ以上年収が下がることはほとんどないため年収アップが期待出来ます。つまり逆転出来るチャンスでもあります。

上司や先輩の給料を見て将来やっていけそうにないと感じる方はこれから紹介する比較的年収アップに成功しやすい業種へ転職してみてはどうでしょうか。

年収アップしやすい職種

何故あなたの給料、年収は上がらないのかという記事で詳しく解説していますが賃金が低い会社はそもそも会社の規模が小さく売上高が低い場合が多いです。

逆に規模の大きい会社、売上高が高い会社は比較的年収が高い傾向にあります。

大手転職サイト、dodaによると転職による年収アップに成功した職種ランキングは下記の通りです。

職種平均アップ金額勤務先等
金融関連専門職92.6万円銀行、証券会社、保険貸家等
医療系専門職67.6万円病院、介護、福祉
技術系職65.2万円建築、土木、プラント、設備等
営業職59.5万円多種多様
技術系職58.9万円製造業

金融系、医療系は説明するまでもなく大きなお金が動く業界です。医療機器は一度の取引で数億単位が動くことも珍しくありません。そのため必然と従業員の年収が比較的高く転職にて大幅に年収アップする人も多いです。

建築、土木等も一度の取引で数千万~数億単位のお金が動くため売上高は高いです。あまり高給のイメージはありませんが全体的に見ると比較的収入が高い業種であると言えます。

無資格なら法人営業がオススメ

上記表では営業職が4位にランクインしています。

営業職は勤める会社によって大きな差がありますが平均年収は20代で382万円、30代 489万円、40代 630万円と総合的に高めです。

専門職や技術職は資格が必要ですが営業職は資格は必要ありません。運転免許のみの私でも転職することが可能でした。

営業はお客さんのところに飛び込みで回って売れそうにない商品を売り込むだけの辛い仕事のようなイメージが強いですが、一般客の飛び込み営業ばかりの仕事ではありません。

営業職もさまざまで、法人向けのルート営業が中心で新規開拓をほとんどやらない会社もあります。

私が以前勤めていた会社もその一つで新規営業を一度もやったことはありませんでした。

そして法人向けに製品を提供している会社は単価が高く売上高が高いので比較的収入も多いです。

ルート営業が中心の場合、出来高による給料変動は大きくないので売ったら売った分給料が上がる住宅営業のような不安定さもありません。

法人向けのルート営業は求人の数も多く、営業というイメージから応募者も集まりにくいので比較的採用されやすく狙い目です。

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資格を取って専門職・技術職へ

だけど営業は・・・

と思う方は資格を取得して専門職や技術職を目指すことをオススメします。

中でも上位にランクインしている医療系専門職や技術職の建築関係等は現在人手不足と言われる業界なので資格があれば未経験でも採用されやすいです。

医療系の資格の多くは専門学校に通わなければならずハードルは高いですが建築関係の資格は独学や資格学校、職業訓練で取得出来るものも多いのでお勧めです。

私も建築業界にいたことがありますがハローワーク主催の職業訓練で電気工事士の資格を取得して就職してきた人が結構多かったです。

電気工事や設備関係の中小企業の場合、営業サイドの採用枠でも技術者として作業することが多いので営業職の場合でも資格があると優遇されます。

電気工事士の平均年収推移は300万円~700万円で高給とは言えませんが安定して食べていける仕事の一つであると言えます。

将来的にも建築物に電気は変わらず必須であることが予想されるので新規物件やメンテナンス等仕事がなくなることはなく、オススメしたい仕事の一つです。

まとめ

以上をまとめると年収300万から伸びそうにない会社に就職してしまった人にオススメな職種、仕事は、

  • 法人向けのルート営業
  • 建築、電気工事等の技術職
  • 資格取得が可能ならば医療関係

です。

医療関係の仕事は人手不足と言われていますが職種によって採用枠が狭いこともあるので志す人は事前に調べておきましょう。

無資格で大幅に年収アップが期待出来る仕事はやはり営業職だと思います。

営業は確かにキツイと思うことも多いですがその分やりがいもある仕事なので是非ご検討ください。

また、年収アップが動機で転職する際は人材紹介会社(転職エージェントとも呼ばれる)を利用すると効率よく転職活動することができます。

人材紹介会社は仕事を探している人(求職者)と人材を求めている企業をマッチングさせる役割を担っており、双方の要望をヒアリングすることで私達求職者は効率的に自分が求める企業へ応募、転職することが可能です。

人材紹介会社(転職エージェント)は仕事を探す側の求職者は完全に無料で利用出来るので転職する際は活用してみてください。

転職エージェントは様々ですが、大手のdodaであれば求人数も多いですし、全国にオフィスがあるので安心です。

⇒業界最大級の求人サイト「転職ならdoda(デューダ)」はこちら

著者プロフィール

ニックネーム:吉本ひろうみ

記事のライティング、運営管理担当。

高知県出身。
フリーター5年、プロバイダ販売、電気通信事業者の営業を経てインターネット広告業界に参入。
副業で取り組んだ後に独立。インターネット広告を6年、現在は起業しサブスク事業などをやってます。

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